*アステリスク*

[story]

  あるきっかけで、あたしの指先は魔法が使える。

 ‘偶然’現れた「とにかく外見があたし好みの美男子」に命令されつつ同居生活。
 
 その為にあたしが払う犠牲はマトモな思考と左手人差し指。


 息も止まる恋愛を、おばあちゃんがくれた。

 身も心も焦がすってことを、俺様な彼が教えてくれた。



 水みたいに滑らかで光りをまとう女になれと。



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