泰山王
ﾀｲｻﾞﾝｵｳ
十王のうちの一人
閻魔王が冥府の最高裁判官ならば、泰山王は冥府の最終裁判官
人は死んで四十九日で成仏する
地獄へ行くか極楽に行くか、行先は別にしても四十九日で亡者の有罪か無罪かは決まる
その判決を下すのがこの泰山王である
元々十王とはインドで生まれた閻魔王が中国に渡り生まれた信仰だが、泰山王だけは十王信仰とは別の信仰から生まれた
そのせいか他の十王とは違い閻魔王とは対等に接し戦友のようである
閻魔王の息子マミとは、マミが幼いころから面識があり彼に大変懐かれている
元来無精気質で独身貴族
いつも仕事の膨大さと罪人たちの浅ましさに文句を言っているが、勤務中はいつも真髄に仕事に打ち込む
女遊びはしないが酒と煙草を嗜む
(のち伊藤 蝶と結婚する)
[key person:ヤマ=イヤ=マミ]
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