ifの世界 あとがき | ナノ


あとがき




 どうも、初めましての方もいつも来て下さってる方もこんにちは。もしくはおはようございます。こんばんは。kuriと申します。久しぶりに長々とあとがきを書きたくなったので、別ページを設けてみました。

 5周年&10万HIT企画ということで、何かでかいことがやりたい!と思ったものの、なんというか…自分だけが楽しくてすみません本当…。それでもなんとか当初の予定どおり、6周年を前に完結させることができました。ギリギリですが。
 金妙っていいよね(この場合の金時はホストです、万事屋金ちゃんではありません)、というのはずっとなんとなく思っていて、手ブロやら絵チャやらでも何度か描かせていただいておりました。ただ深いところまでは考えていなくて、もう本当になんとなくだったんです。ホスト×キャバ嬢っていいよね、そこはかとなく漂う色香というかなんというか、っていうくらいアバウトな話で。それが自分の中で盛り上がっていたのがちょうど1年くらい前の話で、記念日企画もやりたいし、せっかくだから金妙について本気出して考えてみようかな!となったのであります。
 しかし話の内容自体は、あまり考えないまま書き始めちゃいました。最初に浮かんだのが1話と1.5話。もうそこが書きたいがために始めたような企画です。そう考えるとほんっとよく完結できたなと…笑
 ブログにも少々書いたのですが、金時と妙以外のキャラも出したくて考えたのが近藤さんの出番です。最初は漫画をなぞるような形で、近藤さんに諦めてもらうために金妙が恋人ごっこしてそのうちお互い意識する…という流れで考えていました。ただ、それはなんか違うなと。だから一番悩みながらストーリーを展開させたのもあの辺りの話です。
 新八は、近藤さんを出すと決めたらすぐに思いつきました。やっぱりこの子がいないと始まらないよねと。そのわりに出番らしい出番がないわけですけども笑
 最終話はもう…本当に悩みに悩みまして…。いや、ハッピーエンドにすることは決めていたんです。くっつけたかったんです。くっつけて終わりたいってのはあったんですけど、どうしても金さんが告白している場面が想像できなくて。じゃあ直接的な言葉はなしで。できればキスもなしで。と自分ルールを設けたものの、遠回しに告白させようとするとそれはそれで言いそうにない言葉ばかり!笑 結局ああいう形にしたのですが、言わせたら言わせたで遠回しすぎて「あれ?これ告白してるように聞こえない?」となる始末。あのお妙さんの戸惑いは私の戸惑いそのままです。いいのかこれ。ダメだろこれ。
 お妙さん像はわりと自分の中でしっかりしているんですけど、金さんはダメですね。ブレブレです。そしてヘタレ気味。最後までそんな調子だったので、これ1年もかけて書く意味あるのかと何度も下げたくなりました。最後の話だけでもいいから下げたいです。あれで雰囲気壊してそうでこわい笑
 タイトルである『ifの世界』もフィーリングです。わりといつもぱっと頭に浮かんだ言葉つけてます。当初は毎回どこかに「if」っぽい言葉を入れようと思ってたんですが…まあ無理でしたよね…。最後の話でうまくもってこれた(と自分では思っている)のでこれに関しては結果オーライですが。次にまた長編を書く機会がもしも、もしもあれば、今度は計画的に進めたいものです。

 全部に解説をつけようと思えばいくらでもつけられるのですが、とりあえずこの辺で終わりたいと思います。金妙に関しては、今はこれ以上書く予定はありません。…あ、いや、本当は8.5話というか9話というかがある予定だったので、それは書くかもしれませんが。別ストーリーであったり、続きの同棲生活に関しては書くつもりはありません。くっつくまでが楽しいからね!
 最後になりますが、ここまでお付き合いくださった全国の銀妙ファンの皆様、本当にありがとうございました。今後も少しでも皆様の萌えの足しとなりますように。




13.03.20.




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