神様、時々、俺はどうしようもなく苦しいのです
涙が尽きた時、俺の心は死んでしまうのでしょう
拭い去れない罪がある
不合理で不純なきみの膝小僧
神様のお気に入り
これが罪でも構わない
心のそこから思うんだ。お前の優しいところとか、例えば道端に生えている名も知らないような花を踏まないように、まるで鹿みたいに歩く優しさとか、そういうもんがとんでもなくこの胸を打って仕方がないから、好きだって言っちまおうと思ってんだ
丸い背中と気だるげな首筋
重たげな瞼を縁取る長い睫毛
武骨な指と蹴り出す足
お前を為すものはどれも美しい
問題なんて山積みだ、だからアンタといたいんだ
いつでも両手をジーンズのポケットに突っ込んで、アンタは不器用に歩いている
オレはいつもアンタの少し後ろで、光に溶けてく毛先をこっそり見ているんだ
それからいつでもこっそり祈ってる、このままアンタが光になっていなくなりませんようにって
大人になったら、その臆病で優しい手を掴んで、どこかへ逃げ出せると思っていた
土曜の夜、お気に入りの映画とピザとアルコール、部屋にはアンタとオレの二人だけ。ねえ、これをなんと言うか知っている?
Hero and Hero
神様の目の前でだって俺は高らかに宣言してやろう、ついでにお前の口にキスしてやってもいい。おお、神よ、と敬いながら、こう言うのさ。素晴らしい彼を俺の魂の伴侶としてくれて、この感情を愛だと教えてくれて、感謝いたしますって!
猫の背中
途方もないことを口にするお前を俺は心から愛おしいと思ってる。きっと生まれ変わっても俺はお前のそんなバカみたいなところを愛しちまってるんだろうなって途方もないことを考えている
地球が丸くて本当によかった、歩いていればいつかきっときみに会えるだろ?
もう言っちまえよ、オレを愛してるって
そうしたら言ってやる、アンタを愛してるって
Fall in the hole
フォール イン ザ ホール
Big size for me
ビッグ サイズ フォー ミー
Love of my life
ラヴ オブ マイ ライフ
喧嘩では最初に足を狙えって父ちゃんに教わったけど、恋では最初に何を狙えって母ちゃんは言ってたっけ
触れた腕から溶けていって、二人ともよくわからなくなっちゃえばいいのに
男というのは難儀な生き物であって
言葉より身体の方が正直なエイリアンだと思っておくれ
たくましい腕とか、丸い肩とか、ひょっこり出ている喉仏とか、緩やかな背中とか、安心するような胸板とか、長くて物騒な足とか、そうしたもん。そういうもんが好きなんだ。
覚えておけ、これが恋だということを
泣いちゃえよ、俺がかわりに笑ってやる
この人生にハレルヤ!