季節の言葉 | ナノ




◆ 花冷え(はなびえ)
桜が咲く頃に寒さが戻ること。その寒さ。
まだ少し肌寒さが残る、3月下旬から4月上旬のお花見の時期に使われる言葉。

◆春眠(しゅんみん)
眠りが心地よく、明け方になっても目が覚めないさま。
春眠不覚暁(しゅんみんあかつきをおぼえず)という詩の一説から。
現代語に訳すと「春の眠りは朝が来たのもわからない」という意味。
気持ちのよい春の様子を表す。

◆陽春(ようしゅん)
陽気に満ちた暖かい春のこと。

◆花の便り(はなのたより)
花が咲いたという音信。花が咲いたついで。
4月の桜が咲く頃に使う。

◆花曇り(はなぐもり)
桜が咲く頃に空が曇っている天気のこと。
同じような意味の表現で「養花天(ようかてん)」という言い回しも。

◆花時(はなどき)
様々な花の咲きだす時期。

◆花過ぎ(はなすぎ)
桜の花の咲き終わってしまった頃。

◆春うらら(はるうらら)
春の晴れた空から、穏やかな陽の光が照らす春らしい天候。


◆春時雨(はるしぐれ)
さっきまでは晴れていたのに急に雨が降り出し、また急に止むような春の天候。






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