おねがいの
つづき
初めて出来た友達だった。イレズミを怖がらず、俺を見てくれた人だった
アイツがいつか死ぬのなんか分かっていたことだろう
現代に生まれ変わったソロモン王と、生き続けたバラムのお話。
Act,01
やさしい幽霊
Act,02
そうして冷たいお前を離せずにいる
Act,03
あなたから心をもらって
Act,04
憎き夏が終わったあとのこと
Act,05
彼女の瞼は泣きはらしたようだった。
すべらかな露はするりと象牙の純を這い、彼女の白袴のワンピースに影を作り出した。
きっとなにも知らぬままでいたかったのだろう、揺れる水面がにくらしかった
Act,06
早暁に会いに行きますから
Act,07
46億年分の憎しみと5秒先の愛について
Act,08
ずっととおくの砂のきみ
Act,09
おねがいのつづき