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たゆん、たゆん。モモにおっぱいがあった。豊満な胸だ。顔つきも心なしか女の子らしい。元々、可愛い顔をしているのに、更に磨きがかかったような。モモの姉に愛嬌をプラスしたような笑みを浮かべている。
無邪気なモモは駆け足で僕の方へと近づいてくる。
わぁ、胸が揺れているなぁと思わず、その胸に夢中になる。実際、僕の視線が胸を見ていると気づいたモモは「ダーリンのエッチ」とか言いながら、両手を胸の前でクロスした。隠せてないし、手で寄せられた分、どれだけ大きいか分かってしまい、僕は無駄なことしてるな、この子、とふふ、と笑ってしまった。モモは僕が笑ったのも納得いかなかったのか。頬っぺたを膨らませながら唇を尖らしていた。
「ちょっと、ユキ! ユキってば!」
想像より野太い声色で激しく呼ばれた。あれ、声は男のままなのか……と思い、目を覚ますと僕はモモのおっぱいを揉んでいたし、モモは涙目になりながらこちらを睨みつけてきた。その睨み方が羞恥心が入っているし、胸を相当強く揉まれて痛かったのか涙目になっており、キリっと見つめているのに、まるで怒気が感じられなかった。
「おはよう?」
「おはよう、ダーリン。起きたんなら胸を揉む手を止めてもらいたいです」
「もみもみ」
「声に出してもダメだよ」
せっかく生のモモの胸を堪能できる良い機会なので、結構、目が覚めてきたけど揉み続ける。暫く揉み続けているモモは諦めたのか、ため息を吐き出して僕の好きにさせた。その間、揉みながら起き上がり、顔をタオルで拭かれ、なんとか寝間着から仕事着に着替えさせるまでさせられた。僕の片方の腕、どちらかはずっとモモの胸を触っていたのに。モモがもし夢のまま女の子で生まれてきていたら、さすがにこんなに触り続けていたら怒られるだろうか。いや、そのままセックスしちゃうから、朝は用事のないときしか触らせてくれなさそうだ。男のモモは、こんなに乳首で感じちゃうような顔をしているのに、あまり触っても良い反応を見せないし。僕としてはこのまま開発し続けて最終的に胸だけでイってしまうくらいには成長させたいんだけど。
「すごいね、モモ。いつの間にか着替えてたよ」
「そうでしょう、ユキ。いや、いつまで揉んでるの」
「そうね」
「ほらもう、終了! モモちゃんのサービスおっぱいタイムは閉店時間です」
「そんな。モモのおっぱいがこんなに好きなのに」
「落ち込んだ顔してもダメ! お仕事、お仕事」
しゅんって顔を見せて、告白までして見せたが、モモの表情が揺らいだけど、流石にこれ以上は甘えさせてくれなかった。