(全会話文です)








「おい起きれねえんだけどどうしてくれんだこの絶り……喉まで枯れてんじゃねえかよ死ね頼むから死んでくれ」

「まあ、大分派手に喘いでたし、しょうがないんじゃない?」

「っ……てんめえ今すぐ殺す!ブチ殺す!焦がし殺す!」

「あんま興奮して喋るな治癒呪文かけづらいだろ、ただでさえ苦手だってのに……ああ、それに結界張ってたんだから文句言うなよ、音漏れしてないはずだし」

「は?……じゃあなんで、」

「いつも思ってたけどお前ドMだよね、口塞がれたほう感じるとかさあ?あーあ、首絞めればよかったかな、さすがに思いつかなかった」

「黙れ鬼畜!僕はMなんかじゃねえよ!どっちかっつーなら余裕でSだし!」

「どこがだよ、喉これでいいだろ、痛いのあとどこ、腰?腹?」

「腰、腹、首、脚、ほとんどの関節、……全身」

「……あー、悪い、」

「誠心誠意謝ったら許してやらあ、土下座しろ、頭踏んでやる」

「えーそこまでするのはやだな、なら許さなくていいよ」

「まじで死ねくそホモ野郎!」

「別にホモじゃねえしヤられてるお前も大概だろ……はあ、きっつい、魔力切れそう、朝飯先に食べてきていい?」

「そのうち絶対に痛い目見せてやるからな!」

「期待してる」

「!舐めやがって、」

「ナメてんなら相手にするかよ面倒くさい」

「はあ?」

「これで大体治っただろ、先にメシ行ってる、あんまり遅いとアルソン辺りが……「シーフォンさんまだ寝てるんですか?お水と朝食持ってきましたよー」

「空気読んでくれ脳筋…!」

「っ……(わざわざフラグ立ててんじゃねえよばか!3秒でどうにかしろ!)」

「(幻影の呪文って脳筋相手ならイケるよな?)」

「(キレハかテレージャがいるわけでもなけりゃ余裕だろ、来てもネルならどうとでも、そんままかけとけよ)……え。」







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