しあわせになりたいわに
空と同じ色の海///
※5部編
※ほぼセリフメイン
※地の文少なめサクサク
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「ジーノ」
「はいはー…… ってなんだ、承太郎かァ。」
チャイムがなって数秒。家の中からちょっとまってくださーい、と悠長な声が聞こえてからすぐに扉が空いた。どちらさまー?と問いかけようとしながら警戒心もなく(…もっとも、彼にとってはたとえ扉を開けた瞬間にナイフで切りつけられようと鉛玉を打ち込まれようと大した影響はないので警戒心がないのも当然であるが)扉が開かれ、その先にいた人物をみてジーノはすぐに扉を閉めようとした。
当然、ばっちりと隙間に足を挟み込んだ承太郎によりそれは阻止されてしまったわかだが…… あからさまにがっかりするな、と承太郎は言いたくなるのをこらえながら承太郎はここまでわざわざやってきた理由を話す前に、ただひとつ確認をとるために質問を投げかけた。
「イタリア語は話せるな?」
「まぁ、出身なんで…」
嫌な予感とばかりにジーノが顔をしかめるのをみながらそんなこと知った事かとばかりに承太郎はさらりと行ってきてほしいと言う。
もう一回言ってくれ。
ジーノの顔にはありありと書かれており、少しゆっくりとした口調で承太郎は繰り返した。
「行ってきてくれ、イタリアに。ポルナレフが行方不明になった。」
「ハァ? あのしぶとそーなやつがぁ?」
「あぁ」
「イタリアで?」
「あぁ」
「……ぜ、ぜってーやだ! 行きたくない…!!」
「だめだ、行け」
かくして、嫌がるジーノのイタリア旅行(強制)が決定したのであった。
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▼こーいちくんと一緒にいくというはなし。
「なぁ、こーいちくんだって嫌だろ?」
「え?」
「俺と一緒にイタリア旅行なんてさぁ… 嫌じゃない?」
「い、いえ、別に… 嫌ではないですよ。むしろ心強いというか。」
「えぇ?」
「イタリア出身なんですよね? じゃあ安心じゃないですか。それに、ほら…」
「セベク?」
「うん、スタンドも強力ですし。」
「うーん、そういうもんかぁ?」
「そうですよ。承太郎さんとマライアさん、それに億泰くんも仗助くんも、ジーノさんのスタンドはすごいってみんな言ってましたし。ジーノさんはもっと自信持ってくれていいんですよ。あ、もちろん僕もジーノさんのこと頼りにしていますよ」
「うーーん、イマイチ納得がいかねぇなぁ…」
「あはは、でもほら、僕一人で行くことになると思ってたから… ジーノさんがいてくれてよかったですよ」
「…へいへい」
▼ジーノくんとこーいちくんはイタリアへと降り立った!
「懐かしいなぁ、イタリア。言葉わかっかなぁ。」
「え」
「祖国に来るのも結構久々なんだよ。言ってなかったっけ?」
「聞いてませんよ!」
急に雲行きが怪しくなるイタリア到着直後
▼ジョルノくんとはじめまして
「待ち、少年。 スろうなんていい度胸じゃあないか。」
がし、とジーノさんが少年の腕を掴んだ。
じろりと彼もまた普段より厳しい目線と声を出すものだから、思わずびくりと肩が震える。
承太郎さんは日頃からどこか怖い雰囲気があるけれど(…といっても、承太郎さんの場合はちょっと不器用なところが目立つだけで本当はとても優しいんだけど…)それとは違って普段はゆるやかな空気をまとっていることが多いだけに、あまり見慣れないジーノさんの様子は、なんというか… うん、とても怖かった。
「ふぅん……? なんかかわったことしてんね、君」
それとも、イタリアじゃ今時こういうのが普通なのか?と怪しい少年にのんきに聞いているジーノさん。意外とあの人は背が高いし、目つきが悪いし、そういうところもあって普通の人とは到底みえない。いやこの際だからはっきりというけど… ああいう格好だけを見るのなら不良も不良、どころかマフィアだとかそういうのだと言われたほうがよほど納得するくらいだ。
けど、いちいち言動がのんびりとしているから… ちょっと口を開くと時々とんでもなくお人好しなのがわかっちゃうんだよなぁ。
「ぎょぇええ、なんじゃありゃあ」
そう、例えばこういうときにね。
さて、それにしても… 荷物がカエルになって逃げていっちゃうなんて想定していなかったな。ジーノさんはちゃっかり自分の荷物の必要なものについては身につけていたから影響はないみたいだ。カードなんかも、カバンにはいれていなかったみたいで調査の間お金に困ることはないと言っていた。
…けど、さすがに、うん、そういうわけにもいかないよね。
「おー、ないす、少年。射程距離が長いとこういうとき便利だよなぁ」
ACT3で空から探すためにスタンドを出して、ジーノさんがいうのはこういうことばっかりだ。能力を褒めてもくれるんだけど、というか基本的になんでも褒めてはくれるすごくいい人なんだけど… いかんせん、ゆるいというかなんというか。
▼金髪少年の名前を聞いたはなし
「ジョルノ… ジョバァーナ……?」
きょとーんとする緑の目。随分と目つきが悪いと思っていたが、その瞳孔が他の人に比べると明らかに細く獣じみた変わった目をしていることにそこで気がついたのだ。
どこかで、見たことがあるような気がしたが、そのことをくっと飲み込んでその人のことをじっと見ていると、ふぅんとしばらく何か考えた様子のあとににかっと笑う。
「俺たちは君を探してたんだ。灯台下暗しってやつだなあ。それにしたって、見事な変わり身だなぁ!黒い髪の日本人を探していたら見つからねぇわけだよ!」
からりと笑う男に悪意があるようには思えない。いや、実際、この人物が見た目に反して良心的な人物であることはすでにわかっているのではあるが… それにしたって、あまりにも笑みが穏やかなのである。警戒心を持っているほうがばかばかしくなるくらいに。
▼そしてその後
「こーいちくん、先に帰ってていいよ。俺、もう少しうろついてくからさ。」
「え?」
「こう… なんていうの? ポルポルくん探すにしてもこっちにいたほうがいいと思ってさ。」
「あ、あぁ。もう少しこっちに残るんですね。でも、大丈夫ですか? 調査っていったって、相手は……」
「平気平気、俺、これでもそういう世界には長かったからさ。」
「とても…」
「とても、そうは見えない?」
「……はい。 僕が知ってるジーノさんは、いい人ですから。」
「ま、確かにね。 でも俺はじょーたろくんたちの敵だったんだぜ。」
「いまだにピンと来ないんですよ、それ。」
「そうか」
「はい」
ピンとこないんですよ。もう一度いう。
そうか、とジーノさんももう一度言いながら笑った。
いつもの気の抜けたゆるりとした笑い方とは少し違う。嬉しさが隠しきれていない、口元が思わず緩んでしまったというような笑い方。
そしてその直後にぐしゃぐしゃと頭を撫で回されたのは、多分、恥ずかしかったからなんだろう。ありがとよ、とジーノさんが言ったのが聞こえたので僕もまた、少し嬉しくなった。だから、この人が悪い人だとは誰も信じられないのである。
こうして僕は一足お先に日本へと帰ることになったのだった。
空港に見送りに来てくれたジーノさんからさらにお土産を渡されて僕は日本へ帰る。ジーノさんがまた連絡するからと言うのを疑う必要はなかった。
▼ジョルノくんをまちなかで見かけたついでに声をかけたら隣に知らないお兄ちゃんたちがいたしどう見てもカタギじゃないけど気にしないで声をかけることにした。
「お兄さんお兄さん、はじめまして。」
「あ、あぁ?」
「俺の名前はジーノといいます、よろしくね。」
「……なんだ、てめぇ。」
「あれ、ジーノさん。」
「や、ジョルノ。いまいい?」
「全く良くないですし聞きたくないですが聞いてあげますよ。」
「その素直な姿勢、なかなか高評価だ。」
「どうも。 で?」
「あ、そうだ、ここだけの話、聞きたいことがあってさ。」
「うーん、この殴り飛ばしたい感じ。」
「冷たい… ちょ、ちょっと、そっちのお兄さんめちゃくちゃ顔こえーぞ…」
▼護衛チームにわざわざ聞いちゃうだめだめおにーさん
「この辺の有名なギャングってなんてとこなのかと思って。」
「それ聞いちゃいます? いま? ここで? このメンバーの中で?」
「聞いちゃいますージーノさん逞しいんで。」
「いつか殺されますよあんた、本当に」
「そしたら、俺のお友達が黙っちゃいないぜ、多分。そうだといいなぁ〜……」
「なんでそんなに希望観測的なんですかね…。」
「で、なんでしたっけ。」
「ギャング…あれ、マフィアだっけ? 俺その辺の違いがイマイチ…。」
「パッショーネですよ。」
「あ、そのお名前聞いたことある。 ちょっと、なんか後ろの人怖いんだけど。」
「不用意すぎるあんたが悪い。」
「ジョルノくん段々手厳しくなってきたね〜」
「君たちもその、ギャングなの?」
「えぇ。僕はつい先日加入しました。」
「そっかー、そんな簡単に入れるもんなのか。」
「まぁ、スタンド使いのジーノさんならすぐ入れるんじゃないですか。」
「そんなもん?」
「そんなもんです。」
「ちょっと待て」
▼ブチャラティかアバッキオあたりがツッコミを入れるに決まっていた
「その男、スタンド使いなのか?」
「えぇ、非常に納得の行かないことに。」
「厳しー」
「ジーノ。こっちはセベク神。すっげーツヨイヨー」
「棒読み…。」
「いっそ哀れな…」
▼なんやかんやで護衛チームについていっちゃうおにーさん
「じゃあしょうがない、俺もついてくね。」
「なにがしょうがないんだかさっぱりわからないすごい。」
「いい訳無いだろう…」
ふざけるなよと睨まれたし攻撃されたけどスタンドが本当に強かったからどこ吹く風という様子で勝手についていってしまうジーノくんなのでした。
▼暗殺チーム編:ホルマジオ
「あ、やぁナランチャくん。お使い?」
突然声をかけられたらどうするだろうか?
それも、特に親しいわけではないし正直ナンデ名前知ってるんだよお前というような相手である。さらに言えば状況は絶体絶命。正直警戒に警戒を重ねて闘争心をむき出しにし、これからどうするかと意識を張り詰めさせている途中に、である。
「うっ、わぁあああ!?」
もちろん、驚いてのけぞるよりほかにはないだろう。
おお、とつられて驚いているのは声をかけた張本人、つまりジーノであった。
「そっちのいかつい人は? お知り合い?」
そんなに驚くなよーとへらりと緊張感のかけらもない彼がもう一人の男を指差して問いかける。指を刺されて問われた男も思わず、その手を止めてしまっているほどに唐突な登場とインパクトのある相手だったのだろう。
「おーーちゃらいなぁ、あんた」
「初対面でちゃらいとは、俺も傷つくなぁ」
唯一言えた感想はそれである。心底傷つく、というような様子で肩をすくめるジーノを、やはりちゃらいなと坊主頭の男が笑った。
▼その男の目は
「ギャングって手厳しいのねん……」
戦っている途中であった。
さあ、どちらかが死ぬまでこの戦いは終わらないという佳境において、突然、両者はその矛先を向ける相手を変えざるを得なくなったのは。
「おい!ジーノ! 邪魔するなよ!」
「て、め…… んの、つもりだぁ!?」
ぎらぎらと二人の男から殺気じみた視線が飛ばされる。一瞬目を丸くしたその男のなんと場違いなことか。のんきなことだと思う間もない。
殺意が男を襲ったときのことである。ジーノが二人を見てから、名の分からない坊主頭のほうにその目を向けたのだ。
「ちょっと聞きたくてさ。さっき言ってたこと。」
笑顔だった。へらりと、緊迫感のない笑み。仮にも暗殺者とギャングという命を奪うことをものともしない男たちから睨まれているというのに、それを微塵も感じさせない。
その目が、笑っていないことに気がついてぞっとした。その目がどういうものか、彼にはよくわかっていた。
最初の印象はちゃらいいい加減そうな男。次に思ったのは、味方を助けるでもない薄情そうな男。そして少し前に思ったのは、同じ穴の狢なのだということ。
だが、今はそれとも違う感想が脳裏によぎる。
「いいだろ、な。」
この男は、決していい加減なわけでも、薄情者なわけでもないのだ、とそこでわかったのである。
有無を言わさずジーノはセベクを呼び出す。とっさのことに反応した二人が一歩飛び退るがそれよりジーノははやく動いた。
もっと早く気がつけばよかった。だが、気がつけるはずもない。よもや、目の前の軽薄そうな、穏やかそうな笑い方が印象的な男がまさか、自分たちと同じかそれ以上にどっぷりと戦い慣れしているなんてこと… 思うはずもないのであった。
▼はい、つかまえた。
「麻薬、なぁ…」
ジーノのふぅん、というやる気のない声が響いた。
場所は変わって、そこは荒れた路上の上でも外でもなくひっそりとした郊外にある建物の中である。数人の男がじっと息を殺しているのは、今のところその場所を彼ら… 暗殺チームと呼ばれる彼らがここを拠点代わりに使っているからである。
その中、中心に座りながら重たい目線にさらされているジーノはといえば傍らにセベクを待機させることもなく、やはりのんきそうに話を聞いていた。
何度か彼らの逆鱗に触れかけたり、あまりにも悠長な態度であるがゆえに彼らのことを怒らせては鋭いナイフの切っ先が喉元に突きつけられたり、見知らぬスタンドの能力によって出血させられたりもした。
しかし、そのたびに「なんでおたくらそんなに血気盛んなの。早死するぜ、そんなんじゃあよ〜」などと笑い飛ばされてしまい、次第にまともに相手をするだけ無駄だと彼らもため息をついたほどであった。
「勿体ねぇなぁ… ほんとに。なぁ、あんた、暗殺者なんかやめちまえって。代わりに俺のとこ紹介してやっからさ!な?」
どうだ、などといい加減なことをいっているが、当然彼なりに考えているところはある。何箇所かぱっと脳裏に候補が浮かんだが、彼らはすぐに首を振った。まずはそんなことを考える余裕はないのだ、と彼らは言う。
そうとも、彼らにとってコレは戦いなのだ。大切な。いわば、誇りをかけた戦いなのだとジーノはいまだ名前をしらない彼らの誰かが言ったのを聞いた。
そして少しばかり困ったような顔で笑って「じゃあ仕方ないな」とその話は終わらせる。
「残念だ。ほんとに……」
お前らほどの能力者なら、実際には引く手あまただろうに、とまるで相手が普通の人間が相手を勧誘するのとあまりに違わない声音で告げる。
だからこそ、思わず彼らのうちの一人から「あんた、頭おかしいのかぁ?」などと投げかけられてしまうのである。
「俺が?」
「そうだろ、仮にもスタンド使いの暗殺者相手に、どうしたってそんな平然としてられるんだよ。」
彼ら、暗殺チームとて矜持がある。それなりに恐れられて当然なのだが、あいにくと目の前の男はその様子がない。と、なれば、よほど自信があるのかと思うのがまずは当然であろう。だが、そんな自信があるようには見えない。
というより、コレだけの人数の能力者に囲まれた上でどうとでもできると思っているのであればそれはそれで問題であるし、そうでないというのなら、それもまたやはり異常というよりにほかがない。
帰結するところは、彼の危機管理能力というものが大幅に欠落している… つまり、やはり一言で言い表して頭がおかしいというよりは他にないのである。
こてんと首をかしげてうーん、とまばたきを一つしてから、ジーノはへにゃりと破顔する。
「まぁ、オタクらよりこわぁい人を知ってるっつーか…。」
「は?」
「ギャングよりおっかなぁーいお友達がいたんだよ、昔な。今も何人かいっけど。」
脳裏によぎる何人かの姿。例えば、かつての上司であったり。最愛の女性であったり。人のことをイタリア送りにしてくれやがった元上司の宿敵であったり。同じ上司の元に集まっていた全身傷だらけのあの男であったり、彼とつるんでいたあれやこれやといった男たちのことであったり、それから、これまでにあったあんな男やこんな女。老若男女の姿が一瞬浮かんでは、ああ、随分と色んな人にこれまであってきたものだなとふと思うほど。
それから、そんな人物たちのことを思い返して、慣れちまったなぁ、と笑わずにはいられないのである。
「……あのなぁ、ギャングより怖いってなんだそりゃあ? ふざけてんのか。」
「まさか。ものすごいカリスマ持ってる年齢不詳とか、そいつを崇めすぎて死んでったやつとか、そういうやつが知り合いにいたんだよ。凄まじいだろ。」
「意味が分かんね。」
「俺も。」
なんでそんなに色んな人がいたんだろうね。でも多分、一番は… そうだ、やはり最初の上司だったに違いない。そう思うと、やはり自分はあの男に感謝しないと行けないのかもしれない。
彼がそう言っても、相手にはそれがどんな人物だったのかはわかるまい。わかられてしまっても困るような相手ではあるが、彼にとってはさんざん人のことをこき使いながらいろいろなことを教えてくれた相手でもあるのである。良くも悪くも、すごい人物だったとジーノは思っている。
ジーノはありありと思い出せる。それくらい、エジプトのことは鮮烈だったのである。
そんな話をしているうちに、ぎぃと扉が空いた。聞き耳を立てていたらしい金髪の少年がひょいと顔を覗かせたことで、部屋の中には再びぴりぴりとした空気が流れ始めた。
それを無視して、少年・ジョルノは口を開く。
「あなたのお友達のこと、興味あります。」
「珍しいね、ジョルノくんからなんて」
「……どんな人たちが知り合いにいたんですか?」
彼の興味によって、空気は再び霧散した。
▼お友達について
「暗殺者の友達もいるぜ。」
「……はぁ?」
「本当だって。有名じゃないのかな、あいつ。」
「どいつだよ。」
「呪いのデーボっていうんだけどさ、今も現役なのかなあいつ。怪我増えてるもんなぁ……。」
「デーボ?」
「知ってるか?」
「……まぁ、名前くらいは…… 聞いたことあるが、マジか?」
「なんだよその反応。」
「まぁ、こっち側じゃそれなりに名が知れてるやつだから、驚いてよぉ。」
「聞いたことあります、相手へ抱く恨みで人を殺す、とか。」
「そそ、それだと思うぜ。なかなかハンサムなんだけど… あ、ハンサムといや、ハンサム推しの激しいやつとかもいたぜ。全員色々あって一回足洗ったんだけどさ、結局元の木阿弥っつーか… あいつら血気盛んだよなぁ。うちのエンゲル係数上げるのやめてほしいんだけど…。」
「エンゲル係数… 暗殺者とエンゲル係数…」
全く結びつかない言葉だなと思わざるをえないのだった。
mae ◎ tugi