黙した太陽は今日もここにあった///



「おはよう。」

起き上がった私は今日もアナタに声をかける。
今日は居るのね。

けど、背を向けたままね。

「ねぇ、ウォルター、おはよう。」

返事はない。
動きもしない。

それでも、いいから、私はアナタのそのきらきら綺麗な髪へとキスを一つ。


おはよう。
独り言のような一人分の朝の言葉。




mae  tugi
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