お返事

みやな様

この度はALBATROSS4周年企画にご参加いただきありがとうございます。
また、フリーリクエスト応募の際はあたたかなメッセージをありがとうございました。癖の強い夢主ですが、大好きと言っていただけて嬉しいです。そして応援ありがとうございます、大変力になります。

大変お待たせいたしました、リクエストいただいた花沢家次男の続編でございます。
尾形とアンジャッシュという内容が面白く色々と考えたのですが、いざ書いてみるととても難しく、とても楽しかったです!
しかし上手く伝っているか不安なので、念の為解説をこちらに記しておきますね。

次男はおときちゃんが好きなのですが、尾形は次男は鶴吉のことが好きだと思っています。そのため、会話文に齟齬が生じます。

「少尉が近頃よく菓子屋へ通っておられると噂になっていますよ。──ああ、そういえばこのタバコ。店主が吸っておりましたな」
「はい、鶴吉さんに教えていただきました」
「……ほう、さようですか」
「だって、タバコを吸って、こう、ふっと煙を吐く(喫煙者の)動作に憧れたのです」
「ははあ、(男が好きとは)これはまた難儀な……そういう気質(男色)がおありですか」
「む。(タバコに憧れたけど吸えなかったことが子供っぽくて)恥ずかしいので、あまり言いふらさないでくださいよ」
「ははっ!それはいい。善処しましょう。なに、軍属では(男色趣味も)珍しいことでもありません。皆醜聞を恐れて口を噤んでるのですよ」

以上、本文から抜粋しました。
次男の「憧れた」という発言を、尾形は「恋をした」という意味にとらえた結果こうなりました。結局どちらにせよ失恋したことに変わりはないので、尾形としてはニンマリしています。
楽しんでいただけましたら幸いです。リクエストありがとうございました!

吉瀬良

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