マカロフの孫、ラクサスの妹になって命懸けでぼっち二重スパイになる
能力はテレポート
元々魔力無しで生まれてきた落ちこぼれ。
父に魔水晶を埋め込まれ、魔力持ちとしてフェアリーテイルに所属させられていた。それでもお飾りの魔力なので、とんでもなく弱かった。
そして、ラクサスが荒れていたとき、弱すぎることを言われ大喧嘩に。そして妹は3ヶ月ほど家出をする。
さて家出の期間中何があったかというと、大陸を渡り帝国にいました。
出して帝国まで来ちゃったどうしよう。帰ろうかな、いやもう路銀使い果たしたよいい年してなにやってるんだ私は……！って、あ、荷物…おいてめぇ盗るな待てごらあああ！
盗まれて必死で追いかけ、そして追い付く。相手魔導士だって。私弱いんだ。死ぬううう。
そんなとき！帝国軍人がやってきて、助けてくれました。ありがとー！え？なに？お礼？あーごめんお金持ってなくて…え、まじ？バイト？稼げんの？やるやる、助けてくれて仕事も紹介してくれるとかいい人じゃん！とか思った私がバカでした。
傭兵のバイトだった。
家出して二週間で命懸けの戦場だった。
必死に生き残るため人を殺す。胸くそ悪い、吐くことになれた。
え？お前すげーなって？いやお家帰りたいがために必死なんですが。
軍に推薦しといたから？はあああなにやって、え、うそ、
イヤああああああ！！！
そんなこんなで傭兵から異例の出世で周囲は囃し立て、妹は大混乱。
軍に入って一週間はよかった。雑用万歳、このまま辞めさせて。
一週間後はだめだった。なんか気に入られた。どんどん帝都側の軍部に異動させられる。やめてください(白目)
そして軍人となって1ヶ月がたった頃、出身がマグノリアということで何故か圧迫面接させられる。え、フェアリーテイル？あー知ってますつーか実家みたいなもんで…は？え？裏切り者？冗談よしてよふざけんなそもそも味方じゃねえよ！って感じでイライラとしていたら、何かを勘違い(このどす黒い感情を秘めた瞳……使える)され更に出世させられる。どこまでいくの、やめて。
とうとうゼレフに会うくらいには偉くなる。異例の早すぎる出世に、噂になりパンダな気分。やめてお偉いさん絡んでこないで弱いからあ！ほんと弱いんだってまじで！移動に便利なテレポートは戦いには特に使えないのよ！
そしてあるとき、ゼレフからお呼び出しが。はいはい殺されないように行きますよなんですか。……え？スパイ？フェアリーテイルに？スパイ？つまり、帰っていいの？でもそれ機密…いいよ、帰れるんならスパイでも国家機密でも抱えてやんよお家かえるうううう。
ってことで、妹の命懸けのスパイが始まる。
最終的にはフェアリーテイルの味方なので頑張る。(………死ねた？)