クィディッチに青春を捧げる女の子の話
スリザリン兄世代の子。純血、家は純血主義。本人も純血主義、ではあるもののクィディッチは実力主義。女がクィディッチなど乱暴な、箒なんてはしたない、みたいな考え方をしており幼い頃から箒にも乗せてもらえず、クィディッチだってダメだった。しかし話を聞いたり、招待としてワールドカップに行ったりしたらもう虜。最高。家でこっそりラジオ聞いてるくらいしか出来ないが、ホグワーツに行って欲求がたまらなかった。
「ホグワーツを卒業するまでは、それまでは私の自由……」
ちゃんとお嫁に行く、だから。
1年はまだダメなため、ひたすら箒に乗る。超楽しい。
2年からクィディッチ選手に立候補。嫌な目で見られるがやりたいから、家に怒られようがやりたいから、の一心で続ける。見事チェイサーに選ばれいよっしゃあああと。得点王になる。スリザリンの優勝旗。
しかし、3年目からは苦悩だった。
出会いの幼少期・決意の1年・最高の2年・悔しさの3年〜みたいな。微原作沿いにはなるものの、クィディッチを中心に回る感じで。