ALBATROSS

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金カム/札幌世界ホテルの老夫婦の孫

家永がコロコロしちゃった(推定)老夫婦の孫娘。両親は既に亡く(父は戦争で死に、母は心労で倒れ死んだ)、祖父母のところにいた。ホテルの手伝いをしながら成長。

あるときお客として家永が来て、そのときはちょっと若々しいジジイが来たなあと思ってた。足腰が悪くなってきた祖父母の手伝いをよくしてくれて、ホテルで働くようになって、親切な人だなあってなった。「ここは…珍しい作りですね」「うん、洋館って言うんだって。おじいちゃんが珍しい方が客が来るだろうって建てたんだ」「へえ…」

しかしとあるとき、祖父が雪かきの最中に死んだ。これは普通に死んだ。悲しいがホテルは続けようと祖母と話し、居着いた家永にも手伝ってもらっていた。そうしたらだんだん祖母の具合が悪くなっていき、2週間後あたりに祖母も死んだ。これは家永がじわじわ毒で殺した。
それからホテルとどうすればいい、天涯孤独……だったが、家永が続けようと言うのであうあうしながら一緒にやることに。「…また改装するの?」「もうすぐだよ」「何が?」 よくわからないままホテルを続けていく。そして何度目かの改装が終わり再開したとき、お客を止めた翌朝、何時に起こしてくれと頼まれていたため部屋に行くともぬけの殻。あれ、おかしいなあ……と探していくと謎の部屋に入る。あれ?え?と迷い迷って拷問部屋にたどり着いてしまった。「…………え?」「ああ…見られてしまった……」

一気に恐怖のどん底。しかし逃げる前に腰が抜けてまんまと捕まる。同物同治の話を聞かされる。しかし今は自分は食べないらしい。もっと成長していい時期になったら食べるって。逃げようにも他に行くところがない。泣きながら従うことに。

お客が食べられるのを知っているから、表へは出ないことにした。部屋の掃除やシーツの洗濯などの裏方をやり、死んでいく客とは顔を合わせない。どんどん悪く若々しく、そして女になっていく姿にドン引き。
「この化粧品は悪くないわ」「……なんで女装なんか」「警戒心が薄れるでしょう」「でも、」「あなたもそろそろお化粧してみる?」「…………いつ私を食べるの?」「ふふふ、いつにしようかしら」
やっぱり食うんだ。食われるんだ。(死んだ魚の目)
そうして生活していくうちに牛山たちが来る。

「○○、絶対に出てきてはダメ」
「いつも出てない」
「今回の客は厄介なの」
「……知り合い?」
「ええ、囚人よ」
「…………しゅう、じん?」

家永が囚人だったとか聞いてない。初耳。なのでさらにドン引き。こんなやつ確かに捕まってないとおかしいけど。

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