ALBATROSS

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Ag/推しの娘になって勘違いネタ

転生トリッパーな土方娘が雑に生きて勘違いされて

土方が単なる性処理のために手を出したお水の女がたまたまデキちゃって生まれてしまった娘。
三白眼なあたりや鼻筋が似ているのとDNA鑑定もしたので確実。なのだが、生んだはいいし、当初は愛情もあっ、あった……?が、段々女側は仕事に超邪魔に。ということで、3歳頃に知らせてそのまま土方の元に置いていく。
そして土方は「!?」から始まり「!!????」で終わるかわいそうなハメに。あの、あれですから、養子に出すとか、養護施設に入れるとか方法ありますから、あの、となっている娘に近藤さんが黙っているはずもなく。
娘は局長・(同情した)松平から許可を貰い、真選組にいることに。鬼の副長を父親呼び、ハードル高くね??いや推しだけどね??

真選組で生活するようにはなるが、まあ問題だらけだよねっていう。中身立派な女子ぞ??男だらけのお風呂に入りたくないぞ??遠慮するが、無理やり連れていかれすぽぽーんと脱がされるがあら不思議。体は痣だらけ。娘も最近覚醒したし痛みなんてなかったから忘れてた。あっちゃーやっべーぞこれやっべー。大騒ぎですぐさまほぼ裸のまま医務室に連れていかれる。
「……なんで黙ってた」
「…………ご、ごめんなさい(忘れてたとか言えるわけwwwねえwww)」
「……なんで隠してた」
「……ごめんなさい(隠せてwwwないからwww)
「…………。(こいつ、)」
(トシ、お前だって虐待事件は見たことがあるだろう。……言う、という選択肢がないんだ、あの子には)

そしてわがままも言わず、仕事三昧な父に甘えることもなく、大人しく空気のようにただ与えられた絵本やおもちゃで遊ぶ日々。外は一人で行けないし、言うと隊士の人誰かが確実についてくるし。あかんあかん、お仕事の邪魔はあかん。ぼーーっと人形のように空を眺めていれば勝手に時間が流れ勝手に体は疲れて寝れるから問題ない。おと……土方殿、大丈夫だ、空気と思ってくれ。ただちょっと隣に小さい布団があってそこにいる妖精さんだと思ってください、はい。推しに迷惑をかけず存在すら認知されずに見守り時に推しのため命をかけて推しの人生の幸せを願うタイプ。
「あれ、**ちゃん何してるの?」
「そらをみてます(オッスジミーオッス今日はミントンやらんの?)」
「そっかあ。公園とか行きたくない?」
「……いえ、だいじょうぶです。おしごとの、じゃま、はしたくないので(試されてる希ガス……私は勝つぞ!そして地味に邪魔ってくっそ言いにくいつらみ)」
「…………そっかあ(副長ォォオあんたこんな小さい子に気を遣わせてどーすんですか!?)」
「はい。やまざきさんも、おしごと、がんばってください(ジミーなジミーが好きだぜ!あっ飛行機雲はっけーん)」

「…………まだ寝てねえのか」
「! ご、ごめんなさい(やだ桃太郎の二次妄想思ったより楽しくてハマってたらこんな時間か!?っていうか相変わらず社畜ですね副長そんなところもアイラビュー!しかし私に話しかけるという労力を使わせてしまった……これは士道不覚悟切腹するしかない)」
「いや……、………………。(どうすりゃいいんだ?寝かしつけ方なんて知らねえぞ俺は)」
「お、おやすみなさい(やべえええ黙り込んじゃったよこれおこじゃね?いやいや幼女におこになるマヨラーではないけどなんか、え?そんなに黙るほど?ごめんなさいすぐ寝ます即寝ますの〇太くんもびっくりな早さで寝ます!!)」
「あ、ああ、おやすみ」
(推しのおやすみボイス聞いて寝れるなんて……朝までグッスリですわスヤァ…)

食事に関しても出されたものを食べるので好き嫌いもよくわからず。例え犬の餌だろうと推しの作ったもの(※かけただけ)なら食べる食べる。文句も言わなければ普通に自分の感情を言わないために周りはハラハラ。
「ほら、食え」ドン
「なんですかィあんた鬼かィ。**にまでそんな犬の餌食わせる気で?これは本格的に人として疑いまさァ。ほれ**、こっち食いな」
「あ゛ぁ?総悟テメェ何を」
「い、いえ、だいじょうぶです、いただきます(\( 'ω')/ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!これが!これが夢にまで見た犬の餌!!マヨ量やっべ白米www見えないwwwww見た目的にやばいwwwwww駄菓子菓子!推しの手料理、完食せざるを得ない!私はゆくぞ!いただきまーーっす)」
「っえ、お、おい、」
「差し出した本人が何慌ててるんでさァ。えっちょ**、んなもん今すぐ吐きなせェ、ぺっしなぺっ」
「もぐもぐ………(\( 'ω')/ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!やっべえええwwwwwwこれはwwwww草生えるwwwwwwマヨネーズの味しかしねえwwwwwご飯食べれないwwwどんだけタワーなんだよwwwwwそしてこれは胃もたれデブデブだわwww快速超えて特急wwwwwwもはやマヨネーズを飲むしかないwwwwwwwwwww)」
「「くっ、食うなアアァァア」」
「!?(何事!?)」

「……あー、さっきは悪かった」
「!? い、いえ、お、とう、さ、ん、があやまられることは、なにも、(ヒョワアアお父さん!違和感丸出し!お父さん!ごめんなさい私に推しを堂々と父呼び出来るほどの勇気はない!!でも言い籠もってるの恥ずかしい!!)」
「……そうか。なあ、お前、好物とかあんのか?」
「こうぶつ、ですか……。………………いえ、とくには、ないです(ヴァッ!?い、言えるわけねえよ塩辛とか言えるわけねえよ、幼女の口から塩辛とか…仮にも土方さんの娘に言わせられねえようちくしょう……!)」
「…遠慮すんな、ガキが(かなりの間だったな、確実にあんだろ)」
「あの、いえ、ほんとうにないので(ガキ呼ばわりいただきましたありがとうございます!そして子供舌に生まれなかったことをここまで後悔するなんて。というか土方さん、私のことはお気になさらず、私は土方さんに食えと言われたものや土方さんに差し出されたものは全てが好物となりますのでええ。犬の餌だってさっきも愛と気合いで完食したじゃないですかドS王子に無理やり吐かされたけども!つらみ!)」
「…………そうか、悪かったな、無理に聞いちまって(こりゃあ無理だな。色々食わせて反応を見ていくしかねえか)」
「い、いえ(こちらこそ気の利いた回答を出せずに本っ当に申し訳ございません!)」

そんな感じで色々勘違いされつつ土方からゆっくりゆっくり歩み寄られ、逆に「うぇえ私なんかが恐れ多い!」と後退して行ったりしながら成長していき。
少し成長して寺子屋に入ることに。晴太と同じクラスでそこそこ仲がよくなる。ここは普通に友だち。でも家では勘違い起きる。
「いよっ**!オイラたちと野球しねえ?」
「私の魔球を果たして捉えることが出来るかな…?」
「な、なにィ!?」
〜プレイ〜
「ストレートしかねえじゃねえか!」
「当たり前でしょ。私基本バッティングだし」
「おい!」

「おかえり**ちゃん、今日は何して遊んだんだい?」
「ただいま帰りました、近藤さん。今日は野球をしました(ゴリラさんただいまーほんといつ見ても男前!)」
「や、野球?そうか、楽しかった?」
「はい(晴太はマジからかいがいがあるよね〜あとちょろいよね〜球遅いよね〜)」
「怪我はしなかった?」
「はい(ちょっと転んだけど擦りむいただけだし!怪我のうちに入らないでしょ)」
「おっと、嘘はいけねェなあ**。肘んとこ、擦りむいてんじゃねェか」
「! あ、あはは、これくらい平気です(見破っちゃうのかドS王子よ…ほぼ肌色なのに…観察眼やべえ)」
「**ちゃん!隠しちゃだめだろう!ほら医務室へ行くよ!」
「い、いえ、この程度ですし、消毒は済ませたので(ほんとにほんのかすり傷だから、洗ってつば付けときゃ明日には忘れてるレベルだから!過保護か!かわいいなおい)」
「ダメに決まってんだろィ。ちゃんと手当しねェと今日のおやつは俺が食っちますぞ」
「えっ…はい(見たい、子供用のおやつもぐもぐする沖田総悟見たい、超見たい)」
「えっいいの!?総悟も大人げないけど、えっ食べられていいの!?**ちゃんもうちょっと欲張ろう!?」
「い、いえ、ちゃんと欲張ってますよ(めちゃくちゃ欲張ってますよ!?もぐもぐしてる沖田総悟が見たいとか欲張りに欲張ってますよ!?邪心、げふんげふん、欲の塊ですよ私は!)」
「んもう!だめでしょうが!医務室行って、手当してもらって、おやつ食おうな(どこが欲張ってるの!?全っっっ然欲張ってないよねぇ!?おじさんがおかしいの!?)」
「ちゃんと残しとくから、行ってこい。今日はかき氷らしいぜィ(いや……これは欲張りっつーもんをなんか履き違えてるじゃねェですかィ?**にとっての欲が小さすぎるみてェですねィ)」
「は、はい(え?何?何そのアイコンタクト?ゴリラとドS王子が見つめ合うとかなにそれおいし…くもねぇが、需要はここに!かわいい!アイコンタクトとる2人かわいい!!)」

もちろんお約束のいじめネタも。寺子屋では片親で評判も悪い真選組副長の娘ということで一時期そこそこにいじめられたり。でも屈するわけないよねっていうか大人目線で見るとそのいじめは悪戯ですかわいいかよ。そして心配する晴太可愛い。いい子だねぇ。
「お前、なんでへらへらしてんだよ!きっもちわりー!頭おかしいんじゃねぇの!?」
「なっ、てめぇ女にそんな風に言って、おめぇの方が頭おかしいじゃねぇか!**、行くぞ!」
「あ、うん?(うわああ庇ってくれてるうう晴太いい男だよあんたいい男になるよおおかわいいい)」
「ふざけんなよ!王子気取りか!?大体お前、いつまでも晴太の後ろに隠れてんじゃねえぞ!」
「あ、うん(確かに〜、晴太いつもごめんね。ちゃんと出るからね、お姉さんバリ強だから大丈夫だから。さぁてクソガキ、いっちょやるかオラオラオラオラァ)」
「**、」
「大丈夫だから。……えっと、私がへらへらしてて、気持ち悪くて、頭おかしくて……それで?何かな?」
「ッ! おっまえ!バカにすんのもいい加減にしろよ!片親のくせに!」
「片親片親ってお前、」
「晴太。ちょっと黙ってて。ほらアイス買ってきていいから(安心したまえ、**ちゃんは負けぬ!)」
「でも、」
「いーから、平気。ほら、私いつものね、モナ王子ね。じゃ、よろしく〜……と、ごめんね〇〇くん。えっと、それで、〇〇くん。片親、で何が悪い?」
「…………なんで、お前はそうやって平気なんだよ!何言われてもへらへらしやがって、傷つかねえって、愛されてますって顔に書いて、クソ!!ずりぃ!」
「ずる……い、か。(あーちゃー、こりゃ地雷踏んだかもしれん。確か〇〇さん家は最近不仲だっていう噂だし。おばちゃんマジ怖ぇ、じゃなくて、うーん、〇〇くんも苦労してるんだね。自分で言うのもなんだが、幸せそうな私を見て嫉妬しちゃったんだねえ。愛されてます、とは書いてないと思うけど)」
「お、れは、そんな、ふうに、ひっく、」
「な、泣いた!?えっ、ご、ごめん、ごめんごめん〇〇くん、傷ついてるよ!?私もちゃんと人の子だからね、うん、傷ついてるよ!?」
「じゃあ、ひっく、うぐ、なんで、うぇ、」
「そ、そりゃああれだよ、これでも鬼の副長の娘ですから!父の恥にはなりたくないし!強がっちゃってんだよ言わせんな恥ずかしい!あは、あははは……(うおお泣きやめええ!やめろ!私がいじめてるみたい!こんな嬉しくない形勢逆転初めて!)」
「つよ、がり?」
「そ。強がり。あ、だからといってこれ以上いじめ強めるのはやめてね、**ちゃん怒るからね」
「………そーかよ。ふん、バカみてー。お前、片親って言われて悔しくねえのかよ。」
「悔し……くはないね。事実だし、私は父、のこと、大好きだから」
「……大好きなのか?鬼の副長だろ?お前らが休みの日に一緒にいるとこなんか見たことねえ」
「大好きだよ!世界で一番、いや、宇宙一大好きだよ。あと、うーん、世間一般の休みの日に父が休みとは限らないし、それに、お休みが取れたらちゃんと休んで欲しいからね。私に付き合わせるとか、あんまりしたくないよ(っていうか出来ないんですけどね!?もう何年も立ってるけど未だに布団並べて寝るだけで緊張しまくってるから!一緒に出かけるとかハードル高杉ィ……未だに外でしっかりお父さん呼び出来ねえし。かろうじて父と呼べる。お父さんは未だに言えない。パパなんて言えるわけもない)」
「! ……そ、っか、」
「うん!(何故顔を赤くするんだ少年よ。さては私のファザコン具合に恥ずかしくなったな?ん?こんなんじゃ済まねえぞ?ん??)」

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