いつきくん02



寝室へ招くと、そのあまりの広さに幾分か驚いたようだった。
本をそばの机にでも置くように言い、あとはこちらも準備する。


「こ、こわいこと…しない?」

「大丈夫、心配いらないよ。さ、お手てを出して」


訝しげに両手を差し出した樹くんを、良い子だね、と撫でる。

まず樹くんの手首を紐で縛り、それを枕元の柱へと繋いだ。片手にすっぽり収まるんじゃないかというほど小さな両手はぎゅっと握られていて、なんとも可愛らしい。
この時点で不安を露にしていたが、友達だからと言うと渋々受け入れてくれた。

が、黒いアイマスクを取り出したのを見た瞬間顔色が変わった。


「なにそれ…っ、なんだよ!」

「ん?樹くんが集中できるようになるちょっとした道具だよ」

「と、友達はそんなことしない…!」

「しないって、どうしてわかるの?樹くんもお友達とこういうことするでしょ?」


キッ、と睨む目はどこか悲しげで、やはり友達と言える子がいないんだと確信してにんまり笑う。
黒いアイマスクをそっと樹くんに被せるが、大人用なのであまりハマッてない気がする。が、今はこれで十分だ。

するりと高そうな上着を脱がせ、シャツのボタンをぷちぷちと外していく。

ようやく見えた樹くんの小さなピンク色の乳首。きれいだ。見ているだけで股間が高ぶっていくのが解る。


「樹くんの乳首、小さくて可愛いね」

「ふ、ざけんなくそ…ッ!あ!」

「ほら、そんな悪いお口を聞いてられるのも今のうちかもよ」

「ッ!やめ、はなせ…ッぇ、ひゃっ」


胸元の小さな飾りを親指で軽く擦ると、目元は見えなくとも樹くんの体が強ばるのがわかった。


「や、やだ、なに、こわい…っ」


ねっとりと乳首を舐めあげ、乳輪ごと口に含むと舌先でクリクリと先端を弄んだ。
恥じらって首を横に振る姿がまた可愛らしい。
最初はやめろ、とか嫌だ、の一点張りだったが、硬くなっていく可愛らしい粒をたまらず強く啜り上げれば一際高い悲鳴が上がり、時折漏れる声は間違いなく甘さを含み始めていた。


「やぁっ、あん、やめてぇ…ッく、はぁ…んンッ」

「おっぱい気持ちいい?コリコリしてて…ん、おっきくなってる」


するりと半ズボンを脱がせながらもう片方の乳首を指で捏ね回し、また口に含む。ちゅるちゅると舐め、啜り、その小さな粒のいやらしい舌触りにひどく興奮していた。


「ッあ、あ、だめぇ…っあん、いやぁ…」


小さく震える樹くんの両足をゆっくり開いて、膝頭にキスを落とす。
ちゅ、ちゅ、と音を立てながら白くて柔らかな太ももに唇を這わせていく。
時折強く吸うとぴくっと腰を浮かせる姿がなんとも可愛らしい。

舌が辿り着いた場所はもちろん股間の部分であり、白いブリーフの上からも丹念に舌を這わせていく。


「はぁっ、あ、んんぅ…ッ?!や、どこ触っ…ッ」


驚いたのかすぐ股を閉じようとしたが、そこはがっしりと押さえ込んで開脚させる。
シミになっている部分を軽く食み、モゴモゴと口を動かしながら匂いを嗅いだ。
おしっこのような汗のような、どこかすっぱいにおい。たまらずすぐにブリーフを脱がせ、再びじっくりとそこを眺めた。
丸見えになったそこはまだ毛も生え揃っていない未発達なもので、思わずすぐにでもしゃぶりつきたくなる。

ふぅっと息を吹きかけると、びくりと足が震えた。
何をされるか予想できたのか、必死で足をバタつかせるがあまりにも非力で。


「や、や、だめッ!ひぁあっ…!」


制止とともに小さなふぐりをぱくりと口に含んだ。
形を確かめるように丁寧に口内で転がしたあとちゅぽんと口から離し、そのまま裏筋をねぶるように舐め上げていく。
初めての刺激に混乱して声も出なかった樹くんの息がだんだん荒くなり、小さなおちんちんから溢れている蜜を舐めとるように舌を動かせば体を仰け反らせて喘いだ。


「はぁ、可愛い樹くんのおちんちん…こんなに震えて、今からたくさん気持ちよくしてあげるからね…」

「ひゃぁあっ!あ、んぁあッ!!」


まだ剥けていない先端の皮をきゅっと引っ張り、剥き出した部分をそうっと舐める。
それから皮の間に舌をねじこみ、くちゅくちゅと音をたてながら弄り回すとそれだけで樹くんの腰が浮き上がり、びくびく太ももが震えだした。


ちゅ、くちくち、じゅ、じゅるるっ


「ひぃ、ッあぁん!!やっ、吸っちゃやらぁ…ッあっあっ」

「ん…どうしたのかな?すごく腰が揺れてるよ」


浮いた腰を下から擦り、そのままお尻へと手を這わせていく。
おちんちんへの愛撫でそれに気付かないのか、はしたない声を上げ続ける樹くんのアナルをゆっくり指でなぞった。

ちゅっと音をたてておちんちんから口を離すと、ようやくお尻の違和感に気付いたようで必死に腰を動かして逃れようとする。


「ひっ!や、やだ…っそこ、やめ…」


怯えた樹くんの声を無視し、もっとよく見たいがために腰をぐっと上げさせる。両手でお尻の肉をぐいぐいと開き、アナルをじっくり見る。
あぁ、綺麗な色だ…きっと中の色までピンクなんだろう。

ツンツンと入り口を尖らせた舌先でなぞり、そのまま周りをベロベロと舐め始めた。


「アッ!?だ…ッ、やだぁ、そんな、きたない…っ!!」

「汚くないよ、すごくきれい…樹くんのお尻の中に、おじさんのベロが入っていっちゃうよ」

「や、や、アッ…あん、入っ…ッあぁアッ!」


ちゅぷ…ちゅぷ、とゆっくり舌を抜き差しし、アナルの味を確かめる。
舌を抜くと、今度は人差し指をゆっくり挿入していく。一瞬樹くんの息が止まり身体も動かなくなったが、ゆっくり解すように指を動かしていくと次第に声が漏れ出てきた。


「んン…ッあ、あァ…あ、だめぇ…っ」

「こんなにおちんちんガチガチなのに、だめなの?」

「ひゃ、ッぁあんっ!だめぇ、やぁあっ」


先端を舐め回したあとにツツーッと裏筋に舌を這わせ、そのままアナルへ再び舌を這わせる。
指を抜くと尖らせた舌先をさっきより深くアナルへ差し込み、ナカの壁を擦るように小刻みに震わせた。


「ほら…わかる?樹くんのお尻からすっごくえっちな音がしてる…っんじゅ、ちゅううっ」

「やぁあっ!!あんっ、あっあっ、やだぁっ!だめぇえっ」


舌と指を交互に抜き差しし、樹くんに聞こえるようわざといやらしい音を立てながら奥の痼を捏ね回した。
少し掠めただけでも大袈裟なほどに反応する樹くんの姿をみると、もっと苛めたい衝動に駆られてしまう。

指先をおちんちんのほうへくいっと曲げた瞬間、樹くんが声にならない声を上げて身体を跳ねさせた。
ここか。と。思わず口元がゆるむ。


「あ、あ、なに…ッなに、や、あぁあっ!!」

「ここね、樹くんがおちんちんより気持ちよくなれるところ」


指を突き入れ、狭い内壁をぐちぐちと掻き回す。
今度は指を引き抜いて舌先を割り入れ、唾液を絡ませるとじゅるるっと吸い出す。
気持ちよくてたまらないといったように樹くんの腰がガクガクと揺れ、その震動で小さなおちんちんも震えている。
思わずそれをまた口に含み、蜜を吸い上げながら激しく頭を上下する。もちろんお尻には指を入れて可愛がって。


「あぁうっ!あ、いやぁあっ!らめ、あっ、そんなにしたらぁっ!あっあっやぁあんッ」

「んじゅ…っどうなっちゃうの?ほら、言わないとお尻もおちんちんもぐちゅぐちゅのままだよ」

「ひぁあんっ!や、あっ!そこ、そこやらぁあっ!おかひく、なるうっ!」


ちゅううっと最後におちんちんを吸い上げ、お尻からは指を引き抜いた。
あっあっとそれにさえ反応する樹くんを横目に、すでに興奮状態にある己のぺニスを取り出す。

本当はもっと舌や指、なんなら色々な道具を使って樹くんを気持ちよくしてあげたいが、こんなにも可愛い反応をされてしまっては我慢ができない。


「…なに、なにするの…っも、もうこわいのやだ…ッ」

「大丈夫、もっともっと気持ちよくしてあげるだけだよ」

「やだ、やだ、や、や…ッ」


ぐに、と入り口にぺニスを宛がうと、怯えた樹くんが逃れようと暴れ出した。
それでは困るので腰を掴み、ぐぐっと先端を小さな蕾へと捩じ込んでいく。

アイマスクからは涙が流れ落ち、身体中が震えている。可哀想に、そう思い赤くなった乳首を口に含めばまた身体を仰け反らせた。
その隙を逃さず、熱くなったペニスで一気に奥を貫いた。


「ひぁあーっ!!!あ、あ、ッやぁああっ!!」


舌や指での愛撫でとろとろに蕩けたソコは容易にぺニスを受け入れ、そればかりか更なる刺激を期待するかのようにヒクヒクと震えていた。

可愛い。可愛い。
乳首をもっと赤くなるほど吸い上げて、小さなおちんちんをもう何もでなくなるくらい枯らせるほどめちゃくちゃにナカを掻き回して、突き上げて、泣かせてしまいたい。


「やだ、やら、あっ、ぬいて、いたい、いたいぃ…ッ」

「嘘。こんなにグチグチいやらしい音を立てて…奥まで欲しいって絡み付いてくる」

「やぁんっ!!あ、動いちゃ…ッやぁあっ」


抵抗しようとする腕を念のため再び強く縛り上げ、かわりに膝裏を掴みより深くぺニスを挿入させる。
熱くうねるナカが絡み付いて、油断してしまえばそのまま放ちそうになる。

我慢しながら腰をゆっくりグラインドさせて、わざと良いところを掠めさせる。
その瞬間電気が走ったように樹くんの腰が跳ね、あっあっと小さく喘いだ。


「やあぁ…っ!あん、あっ!ひぃい…ッだめ、そこぉお…っ」

「どうしてほしい…?ちゃんと言ってごらん」


べろりと耳を舐め上げると、そのままくちゅくちゅとナカを犯してやる。
敏感になった身体はその刺激にさえ震え、熱い息を吐いた。その息の熱にこちらまで浮かされてしまいそうになる。
アイマスクを外してやると眩しさに一瞬目を瞬かせたが、その目には涙が溢れている。
白い肌を伝うそれを舐めとると、今度はしゃくりあげるように泣き出した。


「あ、ふぅう…ッん、はぁ、わ、わかんないぃ…っ、ひ、くっ」

「わかんなくないでしょ…?こうされるとどうなるの?ほらっ」

「ひぃ、いぁああッ!!」


ぐんっと最奥まで突き上げ、カリの部分で敏感な痼を押し潰す。
樹くんは再び訪れた快感に声にならない声を上げ体を仰け反らせ、おちんちんをびくびくと痙攣させた。
イッてしまったのかもしれない、と思ったが仕方ない。


「やらぁあっ…!あ、あんっ!あんっ!だめぇえッ」

「だめ、じゃない。これがキモチイイっていうことだよ。言ってごらん」


ほら、とまた良いところをぐりっと押し潰す。あぁ、狭いナカがきゅうっと締まって…きもちがいい。
すがるような目で樹くんが見る。


「や、あぁんっ!おじしゃ、あ…ッ、あ、きもち、きもちぃい…ッ」

「そう、気持ちいいね…。もっと…どうしてほしい?」

「やぁんっ!ひゃ、あっ!あっ!きもち、の…ッもっと、もっときもちくしてぇっ!!」

「良い子」

「やぁあああっ!!」


ご褒美だと言わんばかりに最奥を貫き、今度は内壁をゴリゴリと擦りながらピストンをする。熱い粘膜が吸い付いて、動かなくても十分な刺激になるほどだ。
樹くんは身体をしならせ、抗えない快感から首を横に振りながらひたすらに喘いだ。


「あはぁあァッ!!や、ひぃんっ!あ、あっあっあっ!あっしゅご、きもちぃ、ひぃいっ!あ、らめぇえっ」

「あー…すっごいえっちだよ樹くん…お汁がいっぱい出てる」

「あぁんっ!あんっ!やぁあっ!!おちんち、こしゅるのやぁあっ」


律動に合わせてぐちゃぐちゃにおちんちんを擦り上げ、敏感な先っぽを親指で捏ねくり回す。
なにもしなくてもイキっぱなしのそこはびくびくと痙攣をし続け、それさえも愛撫して可愛がりたくなる。

結合部からバチンバチンと激しく音が出るほどにぺニスを出し入れし、赤くなった乳首を乱暴に吸い上げた。
きゃあっと上がる悲鳴にも容赦なく突き上げ続けると、だんだん樹くんの腰がガクガク震えはじめて。


「あっあっあっ!らめ、あぁンッ!やぁ、やめて、おしっこ、おしっこでちゃうっ!」

「いいよ…いっぱい出してごらん、見ててあげるっ」

「ひゃあァアっ!あっ、でる、でちゃうっ!あっあっあっいやぁああーっ!!」


ぶしゃぁあっと出たのは精液ではなく、本当におしっこだった。
あまりのことに少し驚くが、動きに合わせてぴゅくぴゅくっとおちんちんから出る黄色いおしっこに更に興奮してしまう。

自らのお腹に出たものを眺めながら恍惚の表情を浮かべる樹くんは、先程より色っぽく、なんだか艶かしい。
その姿にまたそそられて。


「あん、あっ、あーっ…あッ」

「おもらしするほど気持ち良かった?」

「ひゃ、あっあ!!」


ずるるっとぎりぎりまでぺニスを引きずり出し、入り口付近で焦らすように出し入れする。
快感を思い出したのか、再びきゅうっと締まるナカが熱くてたまらない。


「いけない子だ…なにもでなくなるくらい気持ちよくしてあげる」

「あ、アぁっ…やめ、いや、も…ッおかし、ひぁああっ!!」


腰を掴んで上へあげさせると、思い切り開脚させ迷わずそこへ腰を打ち付ける。すっかり固くなり敏感になった奥の痼を押し潰し、仰け反った胸の飾りを吸い上げた。
おちんちんからはショロショロと少しずつおしっこが漏れていて、快感にむせびなく樹くんの顔がたまらなくそそる。


「いやぁあんっ!!あんっ!あっあっあっ!らめ、また、またおしっこきちゃううっ」

「おしっこじゃない、精液だよ。えっちな樹くん、おちんちん弄らなくてもお尻だけでイッちゃうんだ…ほら、いっぱいイッていいよっ」

「ひぃいっ!!あ!ぐ、うぁあんッ!はぁあっ!や、もぉやらぁっ!きもち、ひぁあんっやぁああーッ!!」


激しくピストンをし腰を奥まで打ち付けた瞬間、樹くんのおちんちんから真っ白い精液がぴゅくぴゅくと溢れだした。

同時にきつく締まったアナルに思わずこちらも堪えきれず、そのままナカへ熱いものを吐き出してしまった。
樹くんはひたすらその感覚に打ち震え、身体を波立たせていた。

その表情は想像していた通り、いや、それ以上に欲にまみれ、艶やかな雰囲気を放っていたのだった。








今日も樹くんがブランコにのっている。
この間貸したばかりの本はすでに半分以上読んでいるようだった。本当に本が好きなのだろう、その熱心さに感心してしまう。

視線に気がついたのか、樹くんはこちらを見ると読み途中の本に可愛らしいしおりを挟み、ランドセルを背負うとこちらへ駆け寄ってきた。

その姿は相変わらず可愛らしく、何よりとても子供らしい表情ができるようになった。以前と違うのは同年代のお友達に目を向けなくなったことくらいか。

こんにちは、と、初めて声をかけたときのような声色でそう言うと樹くんはにっこり微笑んだ。


「おじさん、あそぼう?」






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