やっかいな居候
ホスト×平凡
/3P・無理矢理


「…眠れない」


俺の不眠の原因、それはルームシェアをしているシェアメイトたち。

仕事先の寮がなくなり独り暮らしをする資金もなかったことから、俺は4月から三人住まいのルームシェアを始めた。
最近流行ってるみたいだしいいか、なんて軽く思っていたが、実際不便なことばかりだ。

というのも、シェアメイト達が全員ホストなせいで完璧に夜型人間の集まりだからだ。
おかげで連日この騒ぎ、下手したら何人いるんだってほどのどんちゃん騒ぎの日もあるし、シャンパンコールなんてのも聞こえる。

このシェアハウスがある場所自体が飲み屋やらキャバクラ、ホストクラブが死ぬほど建ってるわけだから、
入ってから気付いたがここも本当はそういう職業の人が入るとこらしい。


ここ一週間立て続けにこんな状態だ、最初は部屋を出て漫画喫茶にでもいっていたが、なぜ俺がそんなことをしなきゃいけないのかと思うと腹が立って仕方ない。
今日こそはと思い、扉をノックする。


「はい?あ、潤くんじゃん。おはよ」


相変わらずチャラついてやがる。
ていうか酒くさいヤニくさい香水くさい、そんで今は朝じゃなくて夜だオハヨーじゃねぇ!!

一番最初に出てきたこの男は渉(わたる)、黒髪をピョンピョン跳ねさせて、ホストというよりはアイドルみたいな、女みたいな顔した奴。
そのわりにけっこうサバサバしてるけど…


「なんか久しぶりに会った気がするわ。で、なに?そんな辛気くさい顔して」

「や、その…」

「だれー?」


奥からマの抜けた声がする。
ひょこっと顔を出したのは口元のピアスが印象的な二枚目、湊。


「あ、潤くーん!嬢かと思ったよ。あいつら最近勝手によく入るからさぁ」


嬢、というのはたぶんキャバクラとか、風俗嬢のことなんだろうか。
たしかに最近女の子の声も聞こえたし、いや、むしろ壁ドンしたくなるくらいの声も聞こえてたんだけどね。

今はそんなことどうだっていい。とにかく…


「えっと…あの、ちょっとお静かにしていただきたいのですが…」


妙にへりくだってしまった…。
これじゃあ俺が悪いことしてるみたいじゃないか、と心の中で思う。

二人は俺の言葉を聞くと顔を見合わせて、申し訳なさそうに笑った。


「あーごめん、もしかして最近外出てたの俺らのせい?」

「え、あ、う」

「まじごめんねー!そうだ、ちょっと今人が足りなくて困ってたんだけど、潤くん遊んでかない?」

「え?!いや、明日早いし…」


いーじゃん、と湊から半ば強制的に部屋へと押し込まれ、小汚いテーブルの横に座らせられてしまった。

シャンパン、コニャック、ワイン…安っぽい机に並ぶのはどれも高級な酒ばかり。
ていうかこいつら、絶対稼いでるのになんでこんな汚い部屋で暮らしてんだ…


「で、なんだっけ?あ、眠れないんだっけ!酒飲んだら寝れるよ!」

「いや眠れないって言うかおたくらがうるさ…」

「まーこれ飲みなよ、店からもらってきたやつだからまだあるし」


はい、と素敵な笑顔で渡されるオシャレなグラス。

正直酒は強いほうじゃない。むしろ弱いほうだ。仕事の飲み会でもわざわざ飲むのを避けるからつまらないと言われてしまうし。

…でも、たしかに酒飲んで酔ったらすぐ眠れるかも。
半信半疑になりながら、湊の手からグラスを受け取った。


一口飲めばあれよあれよと言うまに何杯も飲まされて、30分もたたないうちにもう呂律が回らないほどになってしまっていた。
しかし彼らは酔うどころかいっさい飲むペースを落とさない。これが現役ホストの営業力なのか…

目の前もぐるぐると焦点が合わないし、次第に渉や湊の声が遠くなる。


「潤くーん、大丈夫?弱いとは思ってたけどまさかこんな弱いとは…」


これは、湊…?
ぼんやりうつる茶髪にピントを合わせようとするとぐんぐん顔が近づいてきて、あれ、俺まじで酔いすぎ…


「ッ、んんー!!」


気付いたときには頭ごと捕まれてがっつりキスをされていた。
あまりに突然のことに混乱して、口を離そうにもうまく抵抗できない。
そのうち苦しくなって口を開ければ生暖かい舌がにゅるっと入り込み、唾液を絡ませながら出入りした。


「ふ、んんぅ…ッ!は、ぁっ」

「はは、潤くん慣れてないの?」

「は、なに…っ!?」


湊の整った顔がにやりと歪む。


「あーあ。湊さんやっぱ狙ってたんだ」

「あーあって何、お前も?」

「っせーよ」


二人の会話が遠い。
何を話しているか定かではないが、さっきのキスといい絶対よからぬことではない。
目を閉じたらすぐ眠ってしまいそうなダルさを必死でこらえながら湊から離れようとするも、簡単に腕のなかへ戻されてしまう。


「体も赤い、ほんとに弱いんだねー」


するりと湊の手が服のなかに滑り込み、腹をさするように動く。
明らかにじゃれているような感覚ではないそれにぞわりと鳥肌がたち、手を払おうとするが力も入らない。


「うあっ、やめ…!」


服のなかに入った手が胸元をまさぐり、乳首を捕まえてクリクリと捏ねる。
冗談だろ、と思いながらも頭はぼうっとして、おまけに普段触られないところだから余計に反応してしまう。


「や、ちょ、ほんとに…、ッ!?」

「はい湊さんにおっぱい見せようね」


渉に後ろから体を固定され、そのままガバッと服を上げられる。
露になった上半身を隠すこともできず、かといって酒と渉の力でうまく抵抗もできない。

肌の上を湊の手が滑って、さっきより強く乳首をつねられる。
その刺激に思わず体が跳ね、可愛いと耳元で囁かれればもう何がなんだかわからない。


「なんかあれだ、お医者さんごっこみたい」

「あ、…っふざけん、な!」

「でもちょっと触診だけじゃわかんないかなー」


なんて、と笑って湊は舌を出した。

まさか、と。制止もむなしく舌が近づいてきて、ゆっくりと乳輪をなぞる。
ぞくぞくと背中を冷たいものが駆け抜けたが、ちゅうっと吸われて思わず恥ずかしい声が漏れてしまった。


「や、あ、あっ!やめ…っ、」


ちゅるちゅると湊の赤い舌が乳首を舐め啜っているのがわかる。
チロチロと尖らせた舌で粒を転がされ、大きな口が覆ってちゅうちゅうと吸う。
反対側の乳首は指できゅうっとつままれたり、くりくりと押し潰され好き放題に弄られて、


「はぁ、っあ、んん…ッ」

「気持ちいい?」

「ひ、あぁっ!」


渉が後ろから首筋を舐めあげる。

つつーっと舌が首筋を這って、あろうことか耳の中へと侵入してきた。
いやだと避けるもしつこく舐められ、ぴちゃぴちゃという水音が直に聞こえる。もうろうとする頭が余計におかしくなりそうだ。


「やら、や、ぁっ!」


何がなんだかわからなくて、ぶんぶんと首を横にふる。と、それでまた頭がぐわんぐわん回って、さっきより渉に寄りかかってしまう。
って、なんか固いものが腰にあたって…
ぼうっとする頭で腰に当たるものを手探りで掴んで、それが渉の反応しきったぺニスだと気がつく。


「うお、潤くん積極的」

「えっ、や、ちがっ」

「えー、渉のが欲しいの?妬いちゃうなあ…でもまだ早いから」


ね、と言って湊は俺のズボンとパンツをいっきに脱がせてしまった。
突然なにもなくなったそこはすうすうして、かわりにすぐ湊の手がのびてくる。
触るなと言っても聞くはずがなく、のびた手はそのままぺニスを掴んでゆるゆると扱く。


「はぁあ…可愛い、潤くんのちんこ可愛いよ」

「ひっ、やめ、あっあ!さわんなぁっ」

「湊さんほんと変態だよね。はい潤くん俺のちんこ、なめなめして」


どっちもどっちだ…!


渉が膝だちになりズルリとズボンを脱げば、先ほど腰に痛いくらい当たっていたぺニスがぼろりと現れた。
自分以外のそれを見るなんて大学時代に泊まりをしたとき以来だ。
ていうかそれにしても…


「お、っきい…」

「…あんま可愛いこというと我慢できないよ」

「んううっ!」


言うや否やいきなりそれを口のなかへ押し込まれ、その質量と生臭さに思い切り咳き込んでしまった。
それでも頭を抱えられ再び強引に口のなかいっぱいにぺニスをくわえさせられ、胃にある酒がちょっと戻ってしまった。


「う、っぐ、んんっ!うえ゛ぇ…ッ」

「あーかわいい、嫌々しながら慣れないご奉仕めちゃかわいい。俺も潤くんのちっちゃいくちマン犯したい、ゲロで抜きたい」

「…いいから湊さん見本見せてやってよ」

「そうだね。潤くん、こうやってしてあげてねー」

「あっ、やぁあっ!」


突然湊が俺のぺニスを口に含んだ。
驚いて腰を引くもぐいっと引き寄せられ、玉を口に含まれたかと思えばべろりと根本から先端まで舐め上げられ、そのままぐぽぐぽと上下される。
それだけならまだしも、時折カリッとぶつかる凹凸に腰が跳ねて。


「ひぁ、あんっ、あ、あっ!やっ、ピアス…っ」

「ん、当たるのきもちいんだ?」

「あぁうっ!!や、ぁあっ」


頬で擦るようにピアスを引っ掛けられ、そのままじゅるじゅると吸い上げられる。


ちゅううっ、じゅる、じゅぷじゅぷっ


「やぁん、あっ、だめ、だめぇ…ッあ!」

「ほら、渉のも上手に舐めたげて?じゃないと…」

「ん、あぁあっ!」


ぐいっと腰を持ち上げられたかと思えば、湊の舌があろうことかアナルに這わされた。
ツンツンと舌先で穴をほじられ、襞を伸ばすように角度を変えては押し広げていくその感覚に身震いする。


「やぁっあ、んっ!あ、舌、はいっちゃ…っ」

「ん、潤くんがちゃんと渉のなめなめしないと、どんどんお尻にベロ入っちゃうよ」

「は、あぁうっ!やらぁ、おしり…っ嫌、ちゃんとなめる、からぁっ」

「可愛い。ん、ちゅ」


もうすでに舌の先っぽがナカをえぐりつつある感覚に悶えながら、目の前のぺニスをつかむ。


「ん、はぁ、んんうっ!」


もうどうにでもなれ、と目をつぶって渉のぺニスをくわえこみ、必死で頭を動かした 。
湊がしているように時折先端に舌を絡ませ、根本から先端までじゅぷじゅぷ音を立てながら唇で扱いてやる。
そうすると、はぁ、と少しずつ頭上から渉の息が聞こえ、優しく頭を撫でられた。


「はー…キモチイイわ」

「よかったね潤くん、ちゅ、お尻も気持ちいい?」

「はぁっ、んぐ、は、も…ッそれ、おしり舐めるの、やぁあ…っ」

「そっかーじゃあ指で気持ちよくしよっか。ここは渉に任せて俺も潤くんになめなめしてもらいたいなあ」

「湊さんすげぇゲス顔」


渉と湊が場所を入れ替わり、今度は湊がモノを差し出してきた。
首も顎もだるいのに、ぐいっと頭を持ち上げられて催促されると、もうなんでもいいから終わらせたくてくわえてしまう。


「う、んんっく、ん、うあ!?」


突然の違和感に下を見れば、渉の手が尻に伸びて、あろうことかアナルに指を宛がっているではないか。


「湊さんが解してくれたからすぐ入りそう」

「やだ、いや、やめ…っあ、あ、あ」


湊の唾液でぬるぬるになったそこを渉の指先が何度も滑って、そのたびに震えてしまう。


「んぅう、やだ、あうっ、ひ…っぐ」

「泣いてるの潤くん、どうしたの可愛いなぁもう」

「や、あぁっ!」


突然湊がかかんだかと思えば、れろれろと乳首を舐め始めた。
思わぬところを責められ仰け反るも、反対に舐めやすい格好になったのかさらに激しく舐め啜られる。


「やぁっ、吸うのだめぇっ…んあぁっ!」

「ほら、こっちも集中して」

「やんっ!あ、ぁああっ」


ぐぷぐぷといやらしい音をたてながら指が出入りする。
入り口を擦られてはまた奥まで捩じ込まれ、もどかしい違和感に思わず腰が揺れる。

ちゅううっと乳首を強く吸われ思わず身をよじったと同時に渉の指が一番奥まで入り込み、その瞬間強い刺激が体中を駆け抜けた。


「ひぃいっ!あ、あっあっいやだぁあっ」

「すご、ぎゅうぎゅう…ここ気持ちいい?」

「いぁあっ!あっあっあっ、だめ、ひぁあっ」


指先だけがグネグネと動き回って、さっきの敏感な部分をしつこく押し潰す。
それだけで足がガクガクして、限界まで我慢していたぺニスははち切れそうだ。


「ひん、あっ、あ、も、いっちゃ…っ」





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