クレマチス
ストーカー×少年
/監禁・快感責め



目が覚めるとあたりは真っ暗だった。
音もしなければ誰かがいる気配もない。
ただ肌寒く冷たい床の上に自分が横たわっているのだけがわかった。
真っ暗なのは目隠しのようなものをされているからで、両手両足も動かせない。

必死に記憶をたどるが、思い出せるのは放課後に友人たちとバスケをして遊んでいたことと、それが終わってから家に帰ろうとしたことだけ。


「目、覚めた?」


必死に思い出そうとしていると不意にそばで声がして思わず悲鳴を上げてしまった。
そんなに驚かなくてもいいのに、と、その人物が笑いながら言う。
だれだ…?
記憶のどこを探しても聞き覚えのない声。家族でもない、友人でもない、先生でもない。

混乱しつつも身動きがとれないでいると、


「ひぃ…ッあ!」


ちゅう、と股間あたりで音がした。
同時に生暖かい感触と、それが舐められているんだということがわかる。


「…っや、やめ…ッ!」


必死に身をよじろうとするが、腕も足も縛られている上にどこかに固定されていて動きようがない。

つ、と裏筋を舐め上げられて身震いする。
どうして、誰が、なんで俺に、そんな考えばかりが頭の中で回るが、与えられる刺激に思考回路がぐちゃぐちゃになる。


「あ、やぁあっ!や、だ…ッ」

「可愛い。ここ好きだよね?オナニーのときここばっかり弄ってるもんね」

「…ッ!!な、んで…っ」


なんで、そんなことを。
ますます混乱して青ざめる。
男はちゅ、と音をたててぺニスから口を離すと、気味悪く笑う声がした。
恐怖で動けない。


「だれ、だれ…っほんとに…」

「ひどいなぁ歩くん、毎日会ってるのに…忘れたの?」


毎日、なんて。
知らない、わからない。
ドクドクと心臓が尋常じゃないくらい速く脈をうち、足が震える。
ああ、こいつはきっと狂ってるんだ。
もしかしたら殺されるかもしれない、そんなことまで頭の中を掠めた。


「そんな歩くんにはお仕置きしないとね?」


お仕置き、だなんて。
こんな知らない男に拐われて、恥辱を受けさせられて殺されるのか、そう思うと震えが止まらない。

男はまた俺のぺニスをグチグチと、今度は手のひらで扱き始めた。思わず身体を強張らせると、トロッとした冷たいものがぺニスに流れてきた。
またもや悲鳴を上げるが、男の手は止まることがなく、それを尻にまで塗りたくられる。


「や、やだっ、なに…ッ」

「んー?気持ちよくなれるお薬…よく効くよ」


そう言って男はくすっと笑った。
何を言っているんだと思っていると、数分もたたないうちにじわりと熱が下半身全体に広がり始めた。
先ほどまで恐怖で萎えていたぺニスが、男の手による愛撫で熱を持ち始めたのが嫌でもわかって混乱する。


「ひ…ッや、だ!こんな…ッ」


男の手から逃れるように身をよじっていると足の拘束が外された。
自由になったものの薬のせいで力が入らず、両足を恥ずかしいくらい拡げられてしまった。
その間に男が入り込み、ぺニスの先端をクチクチと指で刺激する。


「ああ…可愛い、歩くんのおちんちん…」

「さわんな、あっ、ひぃ…いや、ぁっ!」


割れ目を何度も指先で擦られ、変な薬で敏感になったソコはそれだけでびくびくと痙攣した。
ねちょ、と汁が粘って、それが男の手を濡らしているのかと思うと寒気がする。
と、そこで何かが割れ目に宛てがわれた。


ぐち、ちゅくちゅく…ぐぷっ

「やぁあっ!!い、た…ッ!」


ぐぷ、と細い何かが尿道に入っていく感覚。
何が起きてるんだ。
怖いのに、身体が熱くて熱くて仕方ない。
男がまたふふっと笑う。


「これね、尿道バイブ。歩くんのために買ったんだ…すごく気持ちいいよ」

「にょ、う…」


尿道、バイブ…?
聞き覚えのない名前だが、この男の言うことだ、良いものではないんだろう。
拷問でもされてしまうのか、そう思った瞬間、尿道バイブが奥に侵入していく感覚に下半身が疼いた。


「ひゃ、あっ…ッんん、いやだ、抜い…っ」

「ああ、こんなに入って…いやらしい」


ぐぐ、ぐぐ、とゆっくり尿道へ侵入しては、ずるっと引き抜く瞬間に粘膜が擦りあげられて思わず腰が揺れてしまう。

あ、あ、やば…ッ抜くの、やばい…っ


「やぁっ!あ、だめ、抜くの…ッやぁんっ」

「抜いてほしいんでしょ?」

「や、や…ッあぁんっ!」


男はゆっくりと尿道バイブを出し入れし始めた。
抜いてほしい、けどギリギリまで焦らすように入り口まで抜かれてしまうとナカの壁まで引きずられてしまって。


「これが気持ちいいのかな?ああ、腰もそんなに揺らして…こっちも淋しそうだね」

「あ、あ、あ、あん…ッや、ひぁうっ!?」


ぬめったものが尻の穴を這って身体が跳ねた。
舐められている。
男に、尻の穴を。
それだけでも死にたいくらい恥ずかしいのに、その刺激に悶えている自分に吐き気がする。

俺の心情をよそに、男は穴のまわりをくるりと舐め上げると、グチグチと音を立てて舐め回し始めた。


「ひぃ、あぁっ!んんぅ…ッ舐めるの、やぁ…んっ!やだぁあ…っ」


尖らせた舌先がクプクプと穴を抉り、時折唾液を絡ませてはじゅるるっと吸い上げられる。
その間にもぺニスに刺さった尿道バイブは抜き差しされ、奥まで捩じ込まれると舐められている穴までヒクヒクと痙攣した。





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