マットの上に言われた通り座ると、向かい合って片足を持ち上げられた。勢いで後ろに倒れそうになったがなんとか持ちこたえる。
と、宝くんは少し反応している僕のそれをぎゅっと掴んだ。
「えっ、あ、やぁっ…!」
「俺のも、して?」
そう言われ、恐る恐る宝くんの自身に手を伸ばす。先っぽに触ると濡れていて、握ってみたら宝くんの肩がちょっと揺れた。
ぐちゅり、自身をゆっくり扱かれる。
「やっ、あ、んんぅ…ッ」
「そうそう、自分でするときみたいに…」
指導されながら宝くんのものを扱いてみる。ゆっくり擦って、ときどき強弱をつけて扱くと宝くんの熱い吐息が首にかかって、普段とは違う宝くんの表情に下半身がさらに熱くなる。
時々掴んだふくらはぎをぎゅうっと揉まれ、そのたびに腰が跳ねてしまう。
「あ、んんっ…は、あ…宝くん…っ」
「っ、なんか、えっろい…」
先走りが絡んでスムーズに扱けるようになると、倉庫の中にぐちゅぐちゅというどちらのものとも言えない音が響いた。
ぐち、ぐちゅぐちゅ、ぐりっ
「やはぁ、ッあ!ん、んんぅ…!あ、あっ」
先端の割れ目に親指を擦りつけられ、強い刺激にのけぞった。
その上、自身を扱かれるのとともに足をぐにぐにと揉まれて、くすぐったかった感覚もいつの間にか気持ちよく感じてきて。
負けじと宝くんのものを擦れば、倍返しとばかりに激しく擦られるとまた声が漏れでてしまう。
体が熱いのか、倉庫が暑いのか、とにかく気持ちよくて頭がぼうっとした。
「ん、ん、ッあ、あんっ…宝くんっ、いっちゃいそう…ッ」
「うん、俺も…、っ」
ぐしゅぐしゅと手の動きが早くなって、二人で夢中になって扱き合う。
端からみたらおかしい光景だろうけど、もう達しそうな感覚は抑えられなくて。
ぐりっと先端を強く擦られた瞬間、両方の自身からどぴゅどぴゅと勢いよく精液が飛び散った。
荒くなった息を整えながら見つめ合う。宝くん、女の子とエッチするときもこんな目をするんだろうか…なんて、いつもと違う表情にどきりとする。
宝くんがタオルをかしてくれて、なんとか出したものやら汚れたところをきれいに片付けることができた。
申し訳なく思ったのか何度も謝られたが、結局僕だって一緒に気持ちよくなってしまったのだし…
二人で倉庫をでるとき、宝くんがこちらを笑顔で振り返ると。
「そうだ、今度ブルマ履いてくれる!?」
なんでこのひと人気者なんだろ。