魔法使いはイタズラに
ショタ×社会人
/アホエロ・棒のような何か
鍵をかけて出たはずなのに、仕事から帰ってみると家の扉が大胆に開いていて。
空き巣か、強盗か、どちらにしろ自己主張が激しくて若干戸惑う。
開いた扉からチラリと中を覗けば、なにやら小さな背中がもぞもぞと廊下を這っている。あまりに思いがけない展開に息を呑む。まさかのホラーか。
「あの…」
話しかけるとその背中はビクリと反応して、それから素早くこちらを振り向いた。
その顔はあどけなくて、まだ小学生の子供?に見える。そしてなんとも妙なコスチューム。
というかこんな時間にこんなところで…
警察に通報するために一応携帯を片手に話しかける。
「きみ、こんなところで何を…」
「こんばんは、魔法使いです!」
お帰り願いたい。
思わず携帯を床に落としてしまった…
いるとは聞いていた。春になったし、やたらとそういう不審者がいることも。
でもこの子はどうみても少年。そう、いたいけな子供である。
極力刺激しないよう、大人らしく丁寧に優しく問いかけた。
「えっと、おうちどこかな?どうやってここに入ったのかな?」
「いやー天界の隙間から落ちてしまって。ちょうどここに着地したと思ったら今度は大事な仕事道具を壊しかけてしまって…全くさんざんですよ!」
だめだ早くなんとかしないと…
とにかく早くこの子をしかるべきところに戻さなければ。
「魔法とか天界とか、きみ本気でそんなトンチでこの場を切り抜けようっていうのか…」
「とんちじゃありませんよ、正真正銘、魔法が使えます。このステッキで!」
自信満々で差し出したのは、みるからに高そうな、なんだかやたらキラキラと光る棒のような何か。いや、彼が言うにはステッキ。
「ちなみに比較的エロいことしかできません!」
「な、なぜそんな偏った魔法しか…」
「試しになにか魔法をかけてあげましょう」
いや聞けよ、と言う前に彼はステッキをひとふり。瞬間、部屋中がまばゆい光に包まれ、昼間みたいに明るくなった。
何が起こったか混乱したが、数秒たつと…
「あ…ッ、れ…?なんか、からだ…っ」
じわりと中心が熱くなる。
空気に触れるだけで肌がむず痒く、まとわりつく衣服にさえピクリと肩が揺れてしまう。
わけがわからず、魔法使いをみると。
「どうです?崔淫の魔法をかけました」
「は…ぁ?ッ、ん、とけよ!」
「あ…かけるの専門なんでちょっと解き方は…」
「なんで何もかも偏ってんだよ!ッあぁう…っ」
自分の声にさえ中心に響いてしまう。
この魔法まじでやばいんじゃ…
必死になって悶えていると、ステッキをふりふりしながら魔法使いが顔をのぞきこんでくる。よく見ると整った顔。
魔法使いはうーんと唸ると、何かを閃いたように手を叩く。
「そうだ、おわびに何かお願いごとをききますよ!」
魔法使いが言う。
お願いごとなんて、早くこの意味のわからない魔法をといてほしいとしか…
でもいくらそんなこと言ったってこの魔法はとけないんだし、腹が減ってるからご飯食べたいなんて言ってもこんな状態じゃ無理だし、もうなんのお願いごとをすれば…
「あ、えっちしたい…」
俺は何を言ってるんだろう。
魔法使いはきょとんとすると、数秒固まった。
そして申し訳なさそうに、
「えっと…実技でいいですか?」
なんで!?
魔法どこいった!?とまさかの発言にひたすら驚いていると、魔法使いがいきなり覆い被さってきた。
俺が下という二重苦。
しかし悲しいかな、魔法のせいですっかり力が抜けてしまって子供相手に抵抗もできない。
あれよあれよと言う間に服が脱がされ、魔法使いに尻を向けるような四つん這いの格好にされてしまう。
ステッキを尻に宛てがった。
「このステッキ、実は高性能バイブにもなるんですよ。素敵でしょう?なんちゃって」
「やめ、あ、いや…ッんあぁあっ!」
ぐにぐにとステッキが穴のまわりを解し、それからゆっくり中へと侵入してくる。
「ふ、あぁあ…ッ!ん、んっ…あ、いや…ッ」
「と言いつつ反応してたりして」
そう言いながら、魔法使いの手が股間にのびて。小さな手でぎゅっと握られ、思わず体が跳ね上がる。
その反動でステッキが奥深くまで穴を貫き、ある一点を押し潰した。
「あぁああッ!!」
身体中に電撃が走るような衝撃。
魔法使いのほうを振り向くと少し悪巧みをしているような笑み。
いやだ、と思った時には遅く、その一点を抉るようにステッキを捻る。
「やぁあんッ、あ、あ、そこ、やめて…ッだめぇ…っ」
「そう言われると…」
「ひぁああッ!!あっ、いやぁああッ」
カチリと音がして、ブブブブと細かい振動が穴の中を駆け巡る。
バイブ機能だ。
あまりの刺激に鳥肌が立ちっぱなしで、ガクガクと腰が揺れる。
グチグチと自身を扱かれながら、ステッキを激しく出し入れされて。
「ひぁっ!あっあっ!い、くッ…でちゃ、あぁんっ」
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