お願いせんせ
/保健室の先生×不良(母乳・乳首責め)
「せんせ」
昼休みが終わって、保健室でたむろしていた不良たちを一掃した頃、金髪頭がひとつ、ひょこっと顔を出した。
まったく、保健室は不良の溜まり場じゃないんですよ…そう叱ろうと思ったが、柄にもなく深刻そうな表情を浮かべている。
朝日くんは不良グループの間でも小柄で、そのくせ強がりで周りを振り回すようなやんちゃな子だ。
そんな朝日くんがおずおずと入ってきて、外と中に人がいないかどうか確認した後、保健室の扉をビシャリと閉めた。
「どうしましたそんなに改まって…」
「や、なんかその…ちょっと…なんつか」
風邪ではないようだが、一応椅子を出して座らせる。
体温計を差し出すが、朝日くんはふるふると首を振った。
「せんせ、今日はその…お日柄も、よく…」
「…雨ですよ」
「う、あ」
おかしい。
しばらく、う、とか、あ、とか言う朝日くんを見守っていると、大きく息を吐いてキッと僕の方を見た。
「先生、男でも、ぼっ、母乳は出るもんなの」
そのときの僕はたぶん、鳩が豆鉄砲でもくらったかのような表情をしてたんだと思う。
朝日くんは言った後にあたふたと口をまごつかせ、目を泳がせている。
「朝日くん、おっぱいが出るようになったんですか?」
「っ!!」
火がつくんじゃないかってくらい、みるみる朝日くんの顔が赤くなっていく。
図星のようだ。
「なるほど、それで誰にも言えなくて相談に来た…ということですね」
力なくこくりと頷いた。
うーん、と考え込むふりをして、どうしたものかと内心困り果てていた。
ここまでくるのに相当勇気が必要だっただろう、それに、朝日くんは嘘をつくような子ではないし…。
そう真剣に考えながら、口元が緩むのをこらえるのに必死だった。
「診てあげますよ」
「まじ!!」
「ええ、まじです。触れていいですか?」
朝日くんは顔を赤らめてこくこく頷くと、きゅっと目をつむる。
前々から可愛いとは思ってたけど、こんな形で触れることができるなんて。
思わぬ出来事にまた口元が緩みそうになるが、当の本人は相当困っているようでいたたまれない。
首筋に指先を落とすと、ぴくりと朝日くんの肩が震える。ワイシャツの上からそっと乳首のあたりをさすると、もどかしそうに息を吐いた。
「いつからですか?」
「わ、っかんない…もう、2週間くらいは経って…ッひぁあっ」
グニッと人差し指と親指で乳首をつねる。
何かが貼られているようで、服の上からではどうなっているか、本当におっぱいが出るのかどうかもわからない。
それにしても2週間も前から誰にも言えず悶えていたなんて、そう思うとゾクゾクした。
「おっぱいが出る以外には何か変化はありました?」
「や、ちょっと、ちょっとだけピリピリしたり…こすると、ぴゅくって出ちゃう…」
「うーん、困りましたね」
適当に問診みたいなことをしながらワイシャツのボタンを外していく。
タンクトップも脱がせると、乳首の部分に申し訳程度のガーゼがついている。
「これ、外せる?」
「…ッ、それは、やだ」
「どうして?ちゃんと先生に診せてくれないと、朝日くんが嘘ついて授業サボってましたって言っちゃいますよ。生徒指導室行きですけど」
「それは!…っやだ」
小さく舌打ちをしたあと、朝日くんはぺりぺり、と恐る恐るガーゼを剥がす。
そんな近くで見るなと言わんばかりに睨みをきかせているが、そんなに顔を赤くしていては変な方向へ煽るばかりだ。
剥がしたガーゼの下には、ぷっくり腫れ上がって少し赤くなった乳首。
「…ちょっと濡れてますね」
「や、そんなに見るなぁ…ッあ、んっ」
つん、と人差し指で粒に触れてみる。
ふやけたのか何なのか、小さなそれは赤く濡れているように見える。
最初はゆっくり、それからまわりの乳輪をなぞっていく。
「まわりはどうですか?」
「やぁ、あっ、ンんっ…だめ、ぴりぴりって…っしちゃ、あんッ!」
親指の腹で乳首を押しつぶす。少しぬめったその痼はかたく、摘んでくりくりと弄れば朝日くんは背中をしならせて喘いだ。
「濡れてるのは母乳のせいですか?」
「っ、たぶん…ッも、いい?俺、はずかし…ッ」
「駄目です。母乳かどうか、確認しないといけないので」
ね?そう言って顔を乳首に近づけて朝日くんの顔を見ると、さーっと血の気が引いてくのがわかる。
いや、と言われても今更止められない。朝日くんの目を見ながら粒を舌全体で舐め上げた。
「あぁッ!や、…ッん、っ、あ…」
確かに口に含んだそれはほのかに甘く、ほんのり幼い香りがする。それより何より、舌を動かすたびに熱い息を吐く朝日くんの姿に、もう理性がききそうになかった。
しゃぶりつきながら舌先を尖らせ、赤くなった粒を小刻みに弄ぶ。
「ひぃいッ!あ、あひ、ふぁあっ!やァっ!あ、あ、あ、せん、せぇっ」
「ん…ッ、そんなはしたない声ばかりじゃ、ちゅ、診察になりませんね…」
強弱をつけながら舌先で粒を転がす。僕が吐く息にさえも身体を揺らす朝日くん。
見せつけるように舌を出して粒を弾けば、泣きそうな目をしてやだぁ、と顔をそらす。
「腰が揺れてますよ…朝日くんは診察なのにおっぱいで感じちゃうんですか?」
「やっ、ちがぁ…ッ、やら、や…ッんぁあうっ!!」
たまらずちゅううっと吸い付いた瞬間、電撃が走ったかのごとく朝日くんの体が跳ね上がった。
体が逃げようとするので、背中をぐっと引き寄せる。
優しく舌で愛撫したあと甘く噛めばひんひんと腰を僕の脚に擦り付けてくる。自覚があるのかないのか…。
こっちも、ともう片方の湿った乳首を指先で押しつぶすと。
「ん、何か…先っぽがコリコリしてますね、詰まってるみたいな」
「やぁうっ!や、あっあっ!あはぁアッ、こりこり、しちゃ…っ」
乳首を摘んでクニクニと捏ね、その後すぐさま口の中に含み舌を絡める。全く同じ違和感。
ただ、それを重点的に責めると、先程より朝日くんはびくびくと身体を痙攣させた。
「こりこりしてるところ、気持ちいいですか?」
「やぁっ!あっあっあっ、ひぃ、ンンッ、あ、はうぅ…きもち、いっ!」
「でも取っちゃいましょうね…もしかしたら悪い痼かもしれない」
「え、あ、でもっ、で…ァあっ!!」
朝日くんの抵抗を無視して乳首にしゃぶりついた。
粒の先端に舌先をねじこむようにグリグリと擦り、唾液と一緒にじゅるじゅると勢いよく啜る。
もちろんもう片方の乳首も捏ねて、時折強めに引っ掻いて可愛がる。
ちゅううっ、じゅるっ、じゅるじゅるっ
「ひあぁアッ、あ、ひぁっ!だめぇ!!でちゃ、あぁアッ!!」
ぽろ、と口内に塊が出たと思った瞬間、ぴゅるるっと勢いよく液体が噴出した。
朝日くんはヨダレを出しながら痙攣をして、僕の脚にがくがくと腰を擦り付けて達してしまったようだった。
出た母乳は本当に甘く、その匂いにどこか色気があって飲むのがもったいなかった。
せわしなく呼吸をしてまだぼんやりとしている朝日くんの頭を撫でると、まだ少しぴゅくっと母乳が出た。
「痼で栓がされてて、おっぱいの出が悪かったただけみたいですね」
「しこり…、せん…」
「僕でよければ、また診てあげますよ。今度は違う痼も…」
聞いているのかいないのか、いまだ放心状態の朝日くんを目に、今度こそ口元が緩んだ。
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