東条は優しい。前を走っていても必ず振り返る。待ってはくれないけど、必ず振り返って俺を見てくれる。
降谷は優しくない。どこまでもどこまでも走ってゆく。決して俺たちを振り返らない。
東条は優しすぎたんだ。多くの人間が投手としては凡才だったと嘆くだろう。
だけど俺は東条のその優しさが好きだ。


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金丸→東条
別に金丸は降谷のこと冷たいと思ってるわけじゃなくて、エースを目指すには傲慢さが必要で、東条くんにはそれがちょっと足りなかったけどそんな東条くんが好きっていう。
書いた時はまだ東条くんの描写が少なかったので、今はちょっとイメージ変わったかもしれない。

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