明るくて気さくで友達みたいなのにちゃんと先輩で。
でもそんな事分かる前から雷市は真田先輩に懐いていた。
一目、いや一球見て思ったそうだ。
コイツと勝負したい。
そんな奴ほど味方になると頼もしいのだと、あの時の雷市はまだ知らなかったはずなのに。
きっと打者の本能がエースを嗅ぎ取ったのだろう。
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秋葉くん目線。のつもり。
最初はミッシーマ目線にしようかと思ったんだけど、「仲間」を知らない雷市に一目で「仲間」だと思わせた真田にエースの風格を感じるのはやっぱり捕手の秋葉くんなのかなと。
すごい投手を打ち崩すことばかり想像してた雷市にとって、「すごい投手」が「仲間」ってすごく革命的な出会いだったんじゃないかな。