恋人らしさがないとせがむからその唇に軽く触れて黙らせた。
ハイ、おやすみ。

唖然とする沢村に手を振り部屋に戻った。
明かりを消し布団に潜る。
暗闇の中に林檎のようなマヌケ面が浮かんで、それが二人の初めてのキスだったという事実に気がついた。

何が「おやすみのキス」だ。全然眠れないじゃねーか。


----------------
みゆデレに挑戦。そして挫折。

TOP
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -