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2024.04.07
ハイキュー……を……観ました。まだちょっと途中の部分もありますが、めちゃくちゃ駆け足で一周した感じでございます!(?)
ハイキューは中学生のときに連載が始まり、BLEACHやREBORNのために本誌を読んでいたわたしは、触れる機会があったはずでした。しかし当時、めちゃくちゃ厳しいバレー部に所属していたわたしは、「漫画でまでバレーボール見たくない……」と読まないことを選択してしまい、そのままこうして大人になってしまったのでした……。
オタクの共通言語として「ハイキュー誰が好き〜?」みたいな話をするとき、10巻ぐらいまでしか読んでいなかったわたしは「及川さんかなー」といつも答えていたのですが、今回しっかり履修して、そしてしっかりどっぷり及川徹さんに落ちてしまったようです……たすけて……

キャラクターたちと同年代として過ごしてきた時間というのは、なにものにも代え難い宝物だなと常々感じています。
たとえばわたしなら、14歳当時に14歳の沢田綱吉に出会ったり、中学生のころ椚ヶ丘中3年E組が大好きだったり……そうやって多感な時期に同じ時間を過ごしてきたことの重みは、わたし自身も大切に抱えているものです。
だから、同年代でハイキューという作品の彼らに出会って、同じ時間を過ごして共に走ってきた人たちの気持ちは、到底わたしには分かり得ないなと思うのです。どれだけ重かっただろう、どれだけ大切な思い出になっただろう……と泣きそうになってしまいます(重い……)
夢を書いたり、この作品が好き!と言ったりするのは当然のごとく自由ではあります。でも、ずっとずっとこの作品を大切にしてきた人たちに失礼のないようにしたいな、と、ハイキューを観て思いました。それぐらい、大切に想う人がたくさんいるのだろうなと思える、とっても素敵な作品でした。思い切って触れてみてよかったなあ。

余分なことをもうちょっとだけ喋らせてもらうと……
わたしは大人になってからREBORNに出会って、新鮮な感情を抱ける人のことを羨ましいとも思います。でも中学生当時、「もうすぐ一番可能性を持っていた頃のオレが来る」を聞いて抱いた感情は、今からじゃどうやったって手に入れられない、わたしだけの宝物だと思っています。
好きなセリフとしてここを挙げることが多いのは、もちろん沢田綱吉24歳の苦しみとか、過去への羨望を感じて堪らなくなるだとか、いろいろありますが……やはりこういう思い出補正もあります。当時と今、本当に本当に受け止め方が変わったなって。REBORNとずっと一緒に歩いてきたんだなって、このコマを見ると思います。それが人生ジャンルってやつなんだろうなあと……
う〜ん……沢田綱吉に出会えてよかったな(なんの話?)

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