窒息するほど愛して
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必死で声を抑えるように手で口を抑えて俺を睨んでいる彼女に死ぬ程ドキドキしている。時々漏れる声が俺を煽ってるようにしか見えなくて、余計に興奮させられた。腰の動きに合わせてちょっとだけ控えめな胸が揺れる。その頂点を挟むように胸を揉むと、抑えていた手を離して頭を殴られた。

「ばか、白目くんの馬鹿…何してんの…!」
「えっ駄目?誘ってるように見えたからつい」
「シーーッッ!!大きな声出さないで!!!」

顔を真っ赤にしながら怒る名前。
原因はこうだ。現在俺らが致している部屋………の隣では我らがドクササコ忍者達が宴会をしている。ちょっとお酒を飲んでいい気分になっていた俺は、恋人である名前を呼び出し勢いのまま隣の部屋に連れ込んだ。物置だし余程のことがない限り誰も来ないとは言え、部屋には鍵は掛かってない。それでもほぼ無理矢理押し倒し行為を始めて数分。名前は他の奴らに声を聞かれたくないと必死で声を抑えている。
そんな可愛い名前の姿を見て興奮しないわけがない…したくなってしまった…という訳だ。

「それにしても……いいサイズだね、触り心地抜群」
「っ、ふ……も…ここじゃやだぁ…」
「って言いながら名前も興奮してるんでしょ?凄い締め付けてくる」

指先で繋がった場所を広げてやると、ひくひくと震えながら俺のを咥えこんでいるのがよく見える。広げられたことに感じたのか、更に締め付けが良くなってきた。

「そんなにバレたくないならこれ付けてなよ」

近くにあった手拭いを取り、名前に猿轡を噛ませる。接吻できないのが残念だけど、この姿も見ててゾクゾクする。

「〜ん、んっ!」
「声出したくないって言ったの名前だよ?……なるべく早めに終わらせるから、ね!」

名前の腰を掴み先程よりも早く奥へ奥へと腰を打ち付ける。最奥を何回も突いていると、目がとろんとしてきた名前が猿轡のせいで聞き取りにくい喘ぎ声を出していた。この状況に感じてくれているようで、俺は隣の部屋のことなんて忘れて一心不乱に名前を抱いた。

「名前…ッ、好きだよ…!イク顔見せて…!!」
「〜んっ、ん、んんっ!」

目線を合わせながら名前が果ててしまったのを確認し、俺も我慢出来ずに思い切り中に出す。そのまま抜かず、名前の猿轡を取り接吻をする。名前も積極的に舌を絡ませてきて、俺の首に腕を回した。

「…名前?」
「白目く…もっと…」
「!?」

想像してなかった展開に俺の息子はすぐ反応してしまった。接吻をねだりながら「だめ?」と首を傾げてくる名前にやはり我慢なんてできず、再び腰を振り始めた。
声を抑えることを忘れていたようで、必死に俺を呼びながら抱き着いて求めてくれるのが可愛くて、俺も何度も名前を呼びながら名前を抱くのであった。

そして次の日お頭にバレてこっ酷く怒られた。

end


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