*ラスト・ドミナント

下半からエネルギーが膨れ上がって、身体を余さず包み込んでゆくような感覚だった。

白い鮮烈な閃光が脊髄を駆け上がり、言いようのない幸福感に似た感情――が溢れ出すような、……ああ…ちからを得るとはこういう事だったのか。

なんと簡単な方法だったのだろう。
これならば、もうどんな奴も私に跪かせる自信がある。

――そうだ、先ずはあいつだ。
あいつを、  してしまおう。
私のこころのヘイオンも、それで、ああそうだ、それで、それできっとイッパイになる。

( 0919 )
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -