*輸送列車襲撃

目の前に転がる残骸には、確かに、魂や心があったのだ。
俺がそれを殺してしまった。

彼の言葉が鼓膜を震わせた。
あんなにどうしようもない感情を目の当たりにして、どうして知らないふりなどする事が出来る?

確かに俺は鴉で、けれども、やっぱり人間だった。彼と同じように。

そうだ、彼と同じように…

( 0918 )
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