*おるかでも特に目立たないアサルトゴーヤアンプ

手前の身体の事を手前で分からない程、自分は馬鹿ではない。それに、自分を留められる程、自分は落ち着いてなどいられない。
燃え尽きたその後に、自分が居た場所に何が残るのか偶に考える。きっと、自分が居た場所であるという証明など得られず、虚無だけがそこに居座るのだとしても、尚自分には自分を留める術も、理由も無く。
だとすれば、残された火が自分に後僅かだと分かっているからこそ、自分はこうして今、シャチの一団の中に居られるような気がする。

( 0910 )
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