第 話 その後の、あの人
どこかの場所、前方に巨大なモニター画面がある機械的な部屋。手元のボードを操作し、何かをしている銀髪の人物。
中性的で男にも女にも見えるその人物は、美しい顔を綻ばせた。
「よしよし、あの姉弟のお陰でまた新しい物語が手に入った。次はグランドホープだね」
画面に映し出されたのは巨大な未来都市。
次なる物語の舞台に、その人物は心踊らせる。
次の物語の主人公は、
『スマブラ界が、大乱闘スマッシュブラザーズというゲームになっている世界』
から来た少女。
名前はコノハ。
彼女にとってゲームのキャラクターでしかないスマブラファイターとの、思いもよらない出会い。
一体どんな物語を作ってくれるのかと、楽しみで仕方が無い。
「それに今回の舞台は昔から作ってたし……。主人公の女の子があの世界から来るなら、短剣の……あの子の事も知れるかもね」
銀の長髪を靡かせ、金色の瞳を輝かせる者。
主(あるじ)の為に様々な世界を旅し、物語を集める者。
「主の為に、また新たな物語をお願いするよ」
かの人の名は、セレナーデ・ツァウベル。
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どこかの場所、前方に巨大なモニター画面がある機械的な部屋。手元のボードを操作し、何かをしている銀髪の人物。
中性的で男にも女にも見えるその人物は、美しい顔を綻ばせた。
「よしよし、あの姉弟のお陰でまた新しい物語が手に入った。次はグランドホープだね」
画面に映し出されたのは巨大な未来都市。
次なる物語の舞台に、その人物は心踊らせる。
次の物語の主人公は、
『スマブラ界が、大乱闘スマッシュブラザーズというゲームになっている世界』
から来た少女。
名前はコノハ。
彼女にとってゲームのキャラクターでしかないスマブラファイターとの、思いもよらない出会い。
一体どんな物語を作ってくれるのかと、楽しみで仕方が無い。
「それに今回の舞台は昔から作ってたし……。主人公の女の子があの世界から来るなら、短剣の……あの子の事も知れるかもね」
銀の長髪を靡かせ、金色の瞳を輝かせる者。
主(あるじ)の為に様々な世界を旅し、物語を集める者。
「主の為に、また新たな物語をお願いするよ」
かの人の名は、セレナーデ・ツァウベル。
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