( きっと幻じゃなくて淡い光 )



そういえば今日の占い、大吉だったような。
だけど今の私の現状は大凶そのもの。やっぱり占いなんか信じるんじゃなかった。

どうして私は誰も使わない教室で椅子に縛られているのだろう。

どうしてこんな卑猥な格好なんだろう。
M字開脚なんてパンツが丸見えじゃないか。
「おうおう、起きたようじゃの」

音も立てずに部屋に入ってきた雅治は女の肩を抱いていた。

…一応私は雅治の彼女なんだが。

「今日はちえみとのセックスを名前に見てもらおうと思ってな。ええ案じゃろ」

どうもあのケバくて香水臭い女は"ちえみ"というらしい。


雅治は何度言っても浮気を止めない。
そんな彼に痺れをきらして 堂々と浮気しろ!と言ってしまった事が始まりで、
こうやって私の前で他の女を抱くようになった。

最初の頃はずっと狂うように泣いていたが、今頃は涙も出ずにただ嫉妬するだけになってしまった。

「よう見ときんしゃい」

猿ぐつわをされているから喋れないのにも慣れた。


勝ち誇ったように見てくるちえみとかいう糞女が雅治のボタンを外していく。

綺麗に割れた腹筋が妙に厭らしい。

糞女がベルトを外してズボンのチャックを下ろしたのと同時に
雅治が女の頭を掴んで自分の立派なちんこを舐めさせる。

全然勃ってないからふにゃふにゃしている。
あれは舐めさせているというか、雅治のイマラチオじゃないか。

喉の奥にちんこが当たって苦しいのか眉間に皺を寄せている。

そんな彼女を見ようともしない雅治は目を瞑って小さく口を動かしていた。

「もう、ええ、」

女を机に押し倒してパンツの横から半勃ちしたちんこをいれた。

あーあ。慣らさずに入れたら痛いだろうに。
女の五月蝿い喘ぎ声が教室に響く。

「名前、濡れとる」

そう、さっきから子宮が疼いてパンツに湿り気を感じていた。

ニヤリ、と妖艶に笑う雅治にまた、子宮が疼く。


女はただ感じていて雅治は全く気持ち良さそうじゃない。

(この女には嫉妬すらしないな)

そう思っていたらいきなり雅治がちんこを抜いて女の襟元を掴んで床に叩きつけた。

「お前全然気持ちようない。失せろ」

吃驚して動かない糞女だったが少し経てば目に涙を溜めて外に逃げた。

…ドアくらい閉めていけ。


女の液体でてらてら光っているちんこをそのままにし、こちらに来て猿ぐつわを解く。

「あのおんな、ガバガバじゃった」

ちえみとすら呼ばれないあの糞女はもう雅治の記憶から消えただろう。

「それにしても名前、こんなに大きくパンツに染みをつくって」

"悪い子じゃのう、"



やっと私の番だ。





「あ、ぁあ!まさ、…んぁあ!」

「やっぱ名前のまんこが一番じゃ、溶けそう、…!」

椅子の上に雅治が乗って、その上に私が乗っている。
私の肩には雅治の顎が乗って、首筋を舐めたりしている。

重力のせいで容赦なく奥にあたるちんこを精一杯絞め上げた。


「絞めすぎ、じゃろっ」


雅治のいい顔にまた、子宮が疼く。




(雅治は私に嫉妬してほしいらしい。そんな可愛いところも私しか知らない)