ニンゲンバイタイ


ガラガラッ

失礼しました
と、一言残し俺達は保健室を出た

まずい…

眉間にシワを寄せて緊迫した感じに小波がつぶやいた

え?

人間媒体だよ…あれは…雛華志さんは
完成に魔物に支配されている
は…!?小波お前見えたのっ!?
目を見開いて小波の肩を掴む…すると彼は小さくうなずく
これはあくまで僕の推測だけど
君が黒いもやを見れたのは浜崎のおかげ
彼女の召喚獣と同じで
相手に自分の能力を伝染させる性質が働いたんじゃないかな…?

…!!

確かに
そんな言葉が脳裏にふっと浮かんだ

人間媒体を見付ける能力…

魔物が媒体を食らいつくしこちらの世界に出て来る危険性をいち早く知る事のできる能力…

あいつ…一体…

疑問だった
なぜ浜崎がそんな能力をもっているのか

でも
それ以上に



[ 20/34 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -