「おい、俺の上着知らねぇ?ニットカーディガン……いや、悪い、解決した」
「そうなの?」
「そうそう、だからすぐ脱げ、今すぐに」
「えっち!大和さんのえっち!すけべ!!」
「そうじゃねぇだろ!っていうかそれ俺のだから返せ!」
「いーやーっ!これが我が家にある一番の最強防具だもん!」
「それは俺専用の装備だ!」
「いいじゃん!私冷え症なんだから貸してくれたって!」
「だから足湯でもなんでもしろって言ってるだろ!」
「やだー!!めんどくさいしっ!男でしょ!我慢すればいいじゃん!」
「ほんとお前可愛げのない奴だな!!」

 そう思いっきり罵倒しても奴にとってはそよ風だったらしくこっちに尻を向けてソファに居座った。
 恨めし気にその背中を眺めたけど……ん?
 ずり落ちそうなデカい上着、殆どワンピース状態の裾から出た脚とか……。
 しかもまくり上げても殆ど隠れた手とか……絶好に食べごろ、いやいや、可愛げがあるというか。
 身から出た錆、そう思わないか?
 冷え症解消してやるし、悦べよ。
 この後えっちすけべどころかどスケベ大王やら人でなしやら色々言われたけど、それこそそよ風だと笑ってやった。

大和さん台詞お題初参加(・∀・)?
誓いも一応好きですよwww

ただ解約して大分立つからうろ覚えwww