4月29日 [3]

あれから、随分と時間がたった
もうそろそろ、部活が終わる時間だろうか?

『コンコン』

そう考えていた矢先にノックが聞こえた
私は急いでドアを開ける

「お邪魔します」

「邪魔するのだよ」

ドアを開けると、2人はそう言い部屋に入ってきた

「あ、適当に座って」

そして、2人を座らせ飲み物を用意した

「…一体何がどのようになったら、あんな状況になるんですか?」

しばらくたつと、黒子君によって本題が切り出された
私は話した
精霊使いの事、自分の力のこと、そして今までの事を…

「つまりは襲ってきた奴らの嫉妬って事ですね?」

「まぁ、そういう事」

その時…

『ピンポンパンポーン
 1年青峰、1年青峰、至急職員室に投降しなさい
 繰り返します
 1年青峰、1年青峰、至急職員室に投降しなさい…』

………職員室に行ったんじゃなかったっけ?

「………」

「………………」

「………………………解散しよっか」

雰囲気ぶち壊しだし…
「……そうですね」

「………解散なのだよ」

『ピンポンパンポーン
 再度連絡します
 1年青峰、1年青峰−−−−』

「お邪魔しました…」

「邪魔したな…」

最後にそう言い残して、2人は部屋から出て行った
……………あれ?
投降………?
まぁ、関係無いか
シャワー、早めに浴びて寝ようっと


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