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殺しちゃえばいいんだ…
僕はセトの首に手を掴む
セト「え…?」
カノ「偽物なんて死んじゃえ…」
そして手に力を込める
セト「………っ」
セトの苦しむ顔…
最高だね…
あ…偽物なんだっけ…
じゃあ、本物は…もっと良い顔で苦しんでくれるんだろうな…
セト「……っ…っ」
偽物さんの顔色はどんどん悪くなっていく
あと少し…
この人を殺したら…
会いに行くからね…セト…
待っててね…
カノ「バイバイ…偽物さん」
最後のとどめにさっきよりも強く力を込める
すると…抵抗がなくなり、偽物さんは僕の上に崩れ落ちてきた
僕はそれに押し倒される形で倒れ、床に後頭部をぶつけた
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