▼ (銀八) セーラー服は、着たままで。※
「はい、じゃあ今日の授業はこれまでー
名前、お前また授業中に漫画描いてただろ、この後生徒指導室な」
「ええーまた帰るの遅くなるじゃんー」
帰るのが遅くなるとか言っておいて口元が緩むのを見逃さなかった。名前はこれから生徒指導室で何を指導されるのか知っている。
俺はさっさと生徒指導室へ向かい椅子に腰をかけタバコに火をつける。
名前から没収したノートをペラペラと捲ると何やら過激な描写が目に入る。制服を着た少女が男に跨って先生、先生と叫び乱れている。その先生とやらの容姿は俺そっくりで、こんなの他の奴に見られたらどうするんだと溜息まじりの煙を吐いた。
暫く読んでいるとガララッと戸が開き名前が入ってくる。携帯灰皿にタバコを押し付け火を消し、換気のために開けていた窓を閉める。
「せーんせっ」
鍵を閉めて俺の側に駆け寄ってくる。
タバコの匂いが充満したこの部屋を浄化するかのように、名前の制汗剤のような香りが鼻腔をくすぐった。
「お前さあ、こんなエロ漫画描いて発情期ですかコノヤロー」
「あれ、もしかして私の漫画読んで興奮しちゃった?」
名前が悪戯な笑みを浮かべる。誰がこんなガキが描いたエロ漫画で発情するかよ、なんて言うと頬をぷくーと膨らます。こういうところがガキなんだよなあ。
「でも、私が発情したら先生が相手になってくれるんでしょ」
「元気があればな」
「今、私発情してるよ?」
名前は制服のスカートの裾をつまみ、見えるか見えないかの位置まで捲りあげる。白くて綺麗な太ももが露わになり生唾を飲んだ。
さっき読んだこいつの漫画にも同じようなシーンがあった気がする。
「興奮してきた?」
緩んで少し開いたぽってりとした唇、潤いを帯びた茶色がかった瞳で俺を見つめる名前。なんて色っぽい表情をするんだ、ガキのくせに。末恐ろしい。堪らず俺は名前を抱きしめる。
「そんな顔、俺以外に見せんなよ」
「どんな顔?」
「えっろい顔」
俺達はたまに生徒指導室でこんな事をしている。もちろんバレたらもう教師ではいられなくなる。その時はその時でまた考えればいいか、なんて浅はかな考えを抱きながら。
体を離し左手で名前の後頭部を抑えながら少し強引にキスを落とせば名前の鼻息が荒くなってくのがわかる。
さっきタバコを吸ったばかりだから苦いだろうに、それでも名前は舌を絡め求めてきやがる。
「んっ、はあ、せんせ…」
涎が垂れるほどのキスを交わしたあと、首に痕がつかない程度に優しく吸い舐めると華奢な肩がビクンと揺れた。少し塩っぱい味がした。
「そういえばお前の漫画でさ、対面座位のシーンがあったけどやったことあんの?」
「…ない。こういう事するのも全部先生が初めてだもん」
「ないのに描いてんのかよ。道理で臨場感がないと思った」
「む…じゃあ今日は先生が下になってよ」
そう言うと椅子に座っている俺の上に跨り、首筋をべろっと舐めた。
ホコリ臭い生徒指導室で女子高生に跨られている。
外からは運動部の掛け声や、吹奏楽部の楽器の音が聞こえる。背徳感が溢れるこの状況に勃起しない男なんて男じゃねェ。
「ねえ、先生硬いよ?」
「あたりめーだろ」
上目遣いで股間をさすってくる名前にまたキスをする。
舌で歯や上顎をなぞればすぐにとろんとした目付きになり体の力が抜け、合間合間に聞こえてくる息遣いが更に俺を興奮させる。
セーラー服の裾から手を突っ込んでブラをずらし突起を軽く摘むと、全身をビクつかせて控えめに声を漏らした。声を抑えようと下唇をキュッと噛んでいるが、体は面白いくらいに跳ね上がる。
白くキメ細かい肌を指先でなぞると艶めかしい声が我慢できずに漏れてくる。
「んんっ…は、あ、!」
「お前さあ、感じすぎ。下触らなくてもイけんじゃねェの?」
「それは、むり、んふうっ」
制服を捲し上げて色素の薄い乳輪をぐるぐると舌を回しながら舐める。あえて突起には触れないように。
「ふ、っう!」
時折硬くなった突起をべろっと舐めてやれば逃げるように体をくねらせる。ちゃんと俺が支えてなかったら膝の上から落下してっぞ。
「せんせいの、舌、きもち、い」
さっきまで上に乗ってやる気満々だったくせに攻めるのは俺の方で、結局いつもと変わらない。まあいいけど。
スカートの中に手を入れパンツのクロッチ部分を触るとお漏らしでもしたのかってくらい濡れていて、俺のズボンにまで染みが出来ていた。いや、これは俺の我慢汁の可能性もあるが。
「せんせ…早くいれたい…」
「まだだめ」
パンツの脇からそっと触れると案の定トロトロになっていて、中指を宛てがうとクチュ、といやらしい音がする。そのままゆっくりゆっくり奥へと進めると指が引きちぎられそうなくらいに締め付けられ、名前は俺の首にしがみつきながら必死に声を堪えている。
「すっげえ締め付けられるんだけど、わざと?」
「ちが…ぅんんっ」
指を少し曲げてやるとまた更に締め付けられる。正直俺ももう我慢できなくなってきたけどもう少しこうやって虐めてやりたい気もするんだよな。
膣の奥にある小さな突起を探して突いてやると名前が俺にしがみつく力が強くなった。
「そこ、だめっ!!あっ…!声、がまんできないよお…っ」
構わず突起を攻め続けると名前は全身を痙攣させ思い切り体を仰け反らせた後、俺にしがみつく力も次第に抜けていった。脱力して膝の上から落ちそうな名前の腰を引き寄せながら、片方の手で器用にベルトを外し、痛いくらいに硬くなってしまったモノを出した。
「ちょっと腰浮かして」
まだ息遣いも整ってない名前の腰を浮かせ先端を名前の濡れたソコに宛てがいゆっくりと腰を落とさせる。
「ふああ、あ…ぁあ」
十分に濡れてるとは言えやっぱり締め付けが強く、全部入れるまでに俺がイキかけた、危ねェ。
「…入ったぞ」
「うんっ…先生のが入ってるっ」
正直早くもイってしまいそうなので動かずに暫く入れたままにしておこうと思ったが、興奮した名前が激しく腰を動かし始めた。
「ちょ、ちょっと今動かさないでくんない!?」
「やだぁっ、この体位、きもちっいい!んっ」
「気持ちよすぎて先生このままイっちゃうから!!!マジで!!!!」
「い、いよ…!はあっ…あっ」
「いやいやいや良くないから!まじで止めて!!!」
上に乗られてるからこのまま腰を振られ続けるとまじでやばい。理性が吹っ飛びそう。いや、生徒とヤってる時点で理性なんて放っから吹っ飛んでたわ。
そう思うともうめちゃくちゃに犯してやろうかと思えた。
名前の細い腰を掴み下から乱暴に突き上げると悲鳴にも近い声をあげる。
「ひゃあぁああ!だ、め、またイク!!イっちゃう!!!」
「はあっ、俺もイっていい?」
「うんっ、うんっ…!」
快感が込み上げてくる。もう我慢もせずに喘いでいる名前を抱き締め、力いっぱい突き上げ絶頂に達した。
少し我慢していたからかいつもよりも長い長い快感に襲われていた。
運動部の掛け声、吹奏楽部の楽器の音、荒い息遣い。
「…せんせ、もう一回しよ」
抱き合ったまま耳元でそう囁かれ、また膨張したモノを鎮めるために何度も何度も達し、生徒指導室は俺らの色んな体液のなんとも言えない臭いが充満していた。
次の日、名前は腰が痛いと言う理由で欠席した。
俺も休みてーわクソ。