足掻く姿
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川端さんがジャンプして数日後
あたしがカウカウに行くと
千秋さんからまた
川端さんがジャンプしたと聞いた。



「終わったな…」



あたしは小さく川端さんの
結末を口にした。





丑嶋くんとランチに行って
事務所に戻ると川端さんの姿があった。


川端さんは丑嶋くんを見ると


「…次もジャンプ…」

「だめだ」

眉間にシワを寄せる丑嶋くん。


「お願いします!」

土下座する川端さんに

「お前の借金は300万超えた。
どうやって払ってく?」

丑嶋くんは冷たく言い放った。



「…お金なら友達に!」


(友達?)


「じゃそいつ呼んで」


その言葉に川端さんは携帯で
電話を掛けると


川端さんの友達はすぐに駆け付けて
10万円を用意してくれた。



「まだ足ねェ」


丑嶋くんの低い声に


「っ!お、親に電話します!」


(今度は親ね…)


川端くんはまた電話を掛けた。





END
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