それはあとどのくらい待ったら僕の心臓を突き刺さすのですか
片足だけの硝子はまるで欲を無くした姉君のようで
弱いココロは毒を所望する
どうか好きなように抱き寄せて下さい
寝ても覚めても微睡む指先
甘美な誘惑でさえ右手を握る温度に勝ることはない
赤い頬を包むこの手は皆が捨てた幸せを汲むだけの力さえ無かった


fairy tale./pro


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