デイドリームディスコ | ナノ
2013/08/29 03:34
◎スイーツ（）映画もたまにはいいねの巻
スイーツ（）映画とは
・ハリウッド映画
・ロマンス映画
・舞台はニューヨーク
・惹かれあう二人
・すれ違う二人
・結ばれる二人
という映画のことです。要するに王道映画ってことです。
初めてスイーツ（）映画侮れぬと思ったのはかの有名な『ティファニーで朝食を』で、うっかりこの私が涙を2粒落としてしまいましたよね。最近見たよくできたスイーツ（）映画にはアル・パチーノ主演『恋のためらい』でしょうか。アル・パチーノの名前で手に取りましたが、そのタイトルからして70年代映画かと思っていたら91年製作というかなり最近の作品だったと言うこと、パチーノのスイーツ（）ロマンス、そして身構えていただけにそのかなりの秀逸さにやられました。パチーノは年をとってからの方が性的魅力が増してると思う。『摩天楼を夢見て』の初老パチーノもおすすめ、これもタイトルが70年代風味だよね。
私はどんな文を書いても絶対に「若さ」というキーワードが入っていて（意図せずとも）、意図してそれを鑑賞する考える書こうとするときの苦しさや恐怖ったら言葉にできないほどです。前述の『摩天楼を〜』は初「老」パチーノまではまだおすすめできるとしても「老」ジャック・レモンに衝撃を受けてしまい言葉を失った。レモンにはワイルダーから入ったのでなおのこと老いがつらい。老いてもなお目を細めるとか顎を上げて口を開けるとかの仕草がどう見てもレモンなだけにつらい。
そんな「若さ」（翻せば「老い」）、それと人類等しく持つ「感情」とどうすることもできないという意味で超人間的概念である「時間」の対比で何か書いてみたいと思っています。