とりっぷ(西東)

※本編後西東とか
※机の上にじゃらんとかことりっぷとか散らばってます


｢京都、奈良、北海道、箱根、長崎、秋田。まだあるぞ｣
｢わたしは北海道がいいな、ほら、これからは旅行にちょうどいい季節なんでしょ？ここにかいてある｣

｢おう、絵になるだろうなラベンダー畑のせつな…｣
｢いいわねージンギスカン…海鮮丼…｣


｢｢次の旅行は北海道でいい？瞬｣｣

｢どこでもいいよ僕は行かないから(自分の読んでる本から目線をいっさいそらさず)｣
｢ええー？いこうぜ瞬ー、おまえ沖縄も来なかったしさーいっしょにいこうぜー｣
｢遠出もいいものよ？瞬。本とは違った知識を得られるわ｣
｢旅行ならやぶさかではないよ、だが僕はそんなふうに人前で、真昼間から、一人掛けのソファーの上で膝に横抱きで彼女座らせながら旅行雑誌のページめくったり彼氏の口元にドーナツやカップ運んだりするやつらと三人で行くのはぜったいいやだ｣
｢しょーがねーだろ雑誌のページめくってんだから手がつかえねーし｣
｢しょうがないじゃない坐り心地いいんだから｣






｢じゃあノーザさんも連れてけばいいのかしら｣
｢名案だ、せつな｣
｢どこがだよノーザさんと二人にされる僕の気持ちになれよ｣
｢でもわたしあのひとよくしらないし美希で代用しましょう｣
｢名案だ、せつな｣
｢な…っ、旅行なんて美希のお義母さんになんていったら｣
｢｢お義母さん？｣｣

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会話中ずっと西東はおたがいのどっかをすりすりしたりなでなでしたりしています、各自そのへんを脳内補完すること。以上、解散


2010/01/11


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