ある日のカフェにて(せつなと美希)

※本編後せつなと美希の雑談



「せつなって、今は赤や濃いピンクの服好きだけどイースしてたときはモノトーンだったわよね。ラビリンス人ってモノトーンが落ち着くのかしら」
「言われてみるとそうかもしれないわ、支給される服って黒ばかりだったし…いくら人間にとけこめって言われても急に鮮やかな色は身につけづらかった気がする。隼人は色々と規格外だから置いとくけど」
「…例えば、きれいな色のマフラーなりアクセサリーなりを受け取っても、拒否反応でないかしら」
「美希の見立てなら瞬も気に入るわ。確かにあいつももうちょっと服とか気にしていいわよね」
「え、ええ… やっぱりわかりやすかったかしら… でもありがとせつな」



「せつな、もうひとつ聞きたいことがあって」
「なに?」
「イースも瞬も、わたしからすれば素材が勿体ない地味さだけどちゃんと溶け込めてたわ。ウエスターに至っては似合うどころかTPOすらマスターしていたわ」
「そうね」
「なんで北さんだけああなの」
「…」
「…」
「…」
「ごめんなさい言いづらいのかしら」
「つまりね、北さんっていうか」
「ええ」
「ノーザってラビリンス人基準でも、なんていうか、ちょっと一般のセンスじゃないの」
「…それがそのまま北さんにも反映されてるのね」





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タコ回のおかげでせつなと美希のコンビも好き
ちょっと南美希。


2010/01/10


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