あなたの人生の物語(タルトと西)

※ドーナツカフェでのフェレットと筋肉イケメンの会話
※もちろん本編後
※えせすぎるスイーツ王国語にはめをつむってください


「なんでプリキュアってのはスイーツ王国じゃなくてこの世界の、しかもこの街に全部まとまって現れたんだ?せめて一人くらい隣の県とかならもっと展開ちがっただろ」
「そらプリキュアは伝説の光の戦士やもん。世界の敵が現れるところに揃って出現するようになっとるんや」
「ふーん。…でもプリキュアを探しに妖精が四ツ葉町にきて、それを追っかけてインフィニティとお前も来たから俺らもここに来たわけで、プリキュアがスイーツ王国に出現してればこの世界ってはっきりいってインフィニティ争奪には関係な」
「さーさーさー新作の黒蜜ドーナツやでーー」
「おお!いただきます!」
「……おそらく『四人目』の出現条件の関係で舞台が調整されたんやろな」
「あ?なんかいったか?(もぐもぐ)」
「いやいやいや、もーかりまっかー」
「ボチボチデンナー? …なー、あのな、俺が気になってんのはな(食べ終わり、指についたかけらをなめる)」
「(さすがにドーナツ一個じゃ話そらせへんかったか、五個くらい喉につっこむべきやった)」

「俺らがここに来たことも、あの三人がたまたま幼なじみだったことも、イースが功を焦って死んだのも、せつなとして蘇ったのも、全部、結果的にそうなったっていう、偶然か?
それとも…『プリキュア』に、もうずっと前に決められてたことなのか」
「……」
「あいつの…あいつが、あんなふうに悩んで、苦しんで、泣くのが全部、『プリキュア』の決めた予定だったのか」

「…それを聞いてどないするん。ちゅーか…わいにもほんとのところはわからへん。
そうやないとおもいたいけど、ピーチはんたちが自分らで切り開いた運命や、そうおもいたいけど…」
「……
ま、確かに聞いてもどうにもなんねーな。
だがスイーツ王国にプリキュアが現れていたらフリフリのフェレット4匹と戦うことになってたのか?やべー俺たたかえねーそんなん」
「あんさん女の子相手でも容赦なかったやん」










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どうなんでしょうねほんとのところ。




2010/01/18


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