幸せの街
※本編後おつきあい西東
「おまたせ、隼人」
「んー。 …うん?」
「な、なに? おかしいかしら、この服」
「いや、せつなはいつもどおりかわいいが… なんだ、なんというか…」
「…?」
「……イース?」
「…どこが? 別に黒い服でもないし」
「だよなあ? なんでそう思うんだ… あ、わかった、ヒール高い靴履いてるのか。目線のかんじがあの頃と同じ。…この角度だったな。この角度で目を見てた」
「そうだったかしら… わたし、あの頃のこと、あんまり覚えてない」
「俺、あのころのイースの目は好きだったな」
「ふうん」
「あの目は好きだった、あのころのラビリンスのもので、好きだったのってたぶんそれだけだったなぁ…」
「ふうん。どうでもいいわ」
「拗ねるなよ」
「足が痛いわ。こんな靴はいてらんない、新しいの買って、今すぐ」
「せっかくせつなの顔がいつもより近いのに」
「しらない」
「…お前かわいいなあ。かわいいからチューしてやろう」
「はあ? こんなとこでなにいってんの、こら、離しなさい、あ、」
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拍手おれいでした。
2012/05/09
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