『てやっ、たあっ、もらったァァァア!!!』



ドガバシューン



『ラスボス狩ったりー!!』



――バンッ




銀｢さっきから効果音うるせーんだけど!!!｣



『しゃーないよ。クッパやっつけたんだもん。ピーチ助けたんだもん。……おじさん兄弟が』



銀｢せめて名前で呼んでやれやァァァア!!!!｣



『だって、おっちゃんじゃん。』



銀｢マリオとかスゲーから!!飛ぶから!!!｣



『ふーん。てか、銀兄ちゃんどっか行ってきた？外の匂いする』



銀｢えへあ?!!べべべべ別に…｣




この慌てっぷりは
セブンに行ってきたなコイツ。





『アイス』



銀｢だから行ってねーっ｣



『アイスは？』



銀｢……はいはい。アイスやっからこっちこい｣



『やたー!!!』





リビングに行くと、スーパー○ップのチョコとバニラチョコがあった




『私バニラチョコー』



銀｢はい却下ー｣



『なぬっ!!!なぜ』



銀｢俺が好きDAKARAでーす｣



『ウザいZE☆』



銀｢とにもかくにも、ダメなもんはダメ｣



『じゃあ、これで勝負しようぜ銀兄!!!』



銀｢これでって、スーパーマリオ？しかもファミコン？｣



『にっひー☆』







てことで、銀兄ちゃんとアイスを賭けてスーパーマリオで勝負することになった。
ちなみに私はルイージ




ててってっててって♪プアン♪





『死ねマリオォォォォオ!!!』



銀｢いきなり!!｣



『いつもいつもテメーばっか目立ってんじゃねェェェェェエ!!!実際なァ、お前より俺のが強いんだよコノヤロォォォォオ!!!』



銀｢何の恨みィィィイ?!!｣





ズガン、ズガガガガガ、グシャ




ててててててて☆






銀｢マリオ死んだァァァァァア?!!!｣



『フゥ☆スッキリ☆』



銀｢マリオォォォォオ!!!｣



『わー、ルイージ反り血浴びてるー』



銀｢怖ェェェェェエ!!!｣



『てことで、バニラチョコは私のね☆』







兄妹愛は

無いんだな、って思った。
俺もいつか殺されんのかな、って思った。

……泣けてきた