坂田家の朝は




『おはようまのうんこはめっさくさい』



銀「え、何?朝から新手の嫌がらせ?」



『昨日お通ちゃん出てたから』



銀「影響受けてんじゃねーよ」



『影響うけまくりんぐ(^ω^)』



銀「何気に顔文字イラッとくる」




皆様初めまして。坂田家長女な坂田藍那です。

てゆーか朝から銀兄うるっさいなーもー…





『てか、遅刻するよ?』



銀「ああ、お前もな?



『別に。遅刻上等だし』



銀「アホ。内申に響くぞ」



『大学行く訳じゃないし』






銀兄にそういうと朝ごはんを食べはじめた。
多分今からだと全力疾走でも30分は遅れるかな


すると銀兄が隣に腰掛けた






『……行かないの?』



銀「チャリ乗せてやっから早く食え」



『やりぃ〜』




銀兄はいつも優しい。
だからパシッたりするんだよねー
なんて言ったらどつかれるので言わないけど。





『あ、銀兄』



銀「ん?何?」





銀兄の飲んでいた苺牛乳を見て思い出した。





『それ、賞味期限5日前』



銀「ぶふっ!おまっ、捨てとけよ?!」



『賞味期限内に飲まない銀兄が悪い』



銀「賞味期限チェック係お前だろ!!!」



『そうだっけ?テヘ☆いっけね☆』



銀「キモいわあああああ!!!





せっかく女の子っぽくぶりっ子したのにキモいてか失礼な。
お前の頭の方がキモいわバーカ




銀「意図的かわかんねーけど声に出てる


えへ☆さーて着替えよー』



銀「てめっ、藍那ァァァア!!!



『銀兄遅刻遅刻!!!』



銀「お前が言うなァァァァァア!!!







坂田家の朝は

こうして始まるのです。

でも今日は優しい方。






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