甘えても大丈夫?


『月曜日なーのに機嫌わるーいのどおーするーよー』




ふんふんふーふふーふふーふーふ、ふーふふッ




『ふぎゃー!!目にシャンプーはいった―!!!』




お風呂に入りながら、らき☆すたの神曲を歌っていたら、シャンプー目にもろはいった
めちゃめちゃ痛い




『そーいや銀兄帰って来たのかな?』




今日はなんだか銀兄居ないみたい。
朝から居ないし学校でも会ってないし帰っても居ないし
彼女でも出来たかな?




『普通の妹とかなら《お兄ちゃんはわたしのモノだもん!!》みたいな事言うんだろうねー』




残念、私はそんなに兄ちゃんに依存はしていないのだ
てゆーかまずブラコンじゃねーし

なんて考えていたら、脱衣所から物音が聞こえた




『(……誰?)』




物音と共に人影も見える
誰だろうか?銀兄?




『銀兄ちゃん?』




そう声を掛けたけど返事がない。
え、誰?




『……誰?』




ザバッとお風呂に浸かり聞く。
だって入ってきたら危ない。
だが、返事は帰ってこなく、出ていく音が聞こえた




『………ど、泥棒?』




顔面蒼白させながら急いでお風呂を上がった私
急いで服来て部屋に行った




『あ、荒らされてはない…』




そのほかにも銀兄の部屋とか至るところを見て回った。
けど荒らされてはいなかった

すると、銀兄ちゃんが帰って来た




銀「ただーま」


銀兄ィィィィイ!!!


銀「おう。ただーゴフッ!!




私は勢い良く銀兄に飛びついた。飛びついたってゆーより抱き着いた




銀「何々?寂しかったの?」


ち が う


銀「なんだよ。たまには寂しがれよ。兄ちゃん悲しーぞー」


『じゃあ寂しがる』




銀兄ちゃんはポンポンと私の頭を撫でた
いや、意外と怖かったんだってさっき




銀「で?なしたの藍那?」


『……なんかお風呂入ってたら、人来た』


銀「……は?」


『なんか脱衣所に人影があったんだよお!!』


銀「空き巣か?」


『…わかんない』


銀「……今日俺と一緒に寝な、藍那」


『…うん』


銀「たまには素直なのなお前」


『魔がさしたから』







甘えても大丈夫?

私だって女子だもん
たまには甘えるよ


たまにね




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