No.17-4


垂直落下で強かに打ったお尻を労わる間もなく、すぐさまバトル!
せ、せめて湿布を貼らせて…!


なんとかバトルにも勝利し、アイテムも忘れず拾ってから階段を上ると、こんなところに出ました!
穴が邪魔で行けなかったところに上に続く階段があったんですね〜。


さぁ、ここまで来れば6階はもうすぐ。
件のジムリーダーに会いに行きましょう!



ここが最上階、6階のアカリちゃんルームです。
テーブルの上にはお菓子やらお茶やらがあって、何だか快適そう…。


アカリちゃん『… … …
…… ぱ…… ぱるう』

この子が灯台で明かりをともしていた、デンリュウのアカリちゃん。
息をするのも苦しそうで見ていて辛いですね…。・゚・(ノД`)・゚・。


「いきなり ぐったり して
いきも たえだえ……」

ずいぶんと重症そうですがお医者さんには見せたんでしょうか?
海の向こうのタンバタウンに、すごい薬屋さんがいることは知っているそうですが……


「わたし アカリちゃんの そばを
はなれる わけには いかないし……」

……。
………うん?
…なんだか嫌な予感がするぞー。
面倒ごとを押し付けられそうな匂いがプンプンするぞー。
なんだろうなー既視感がわくなー。


「…… あ あのう おねがいです
わたしの かわりに くすりを
もらってきて いただけませんか?」

予感的中!!!


「わたしの かわりに くすりを
もらってきて いただけませんか?」

ちなみに何度話しかけてもこの反応。
もう微動だにしません。
自分は動く気は一切ないという意思をビシバシ感じます。

しかたありません…。
こちらとしてもアカリちゃんは心配だし、ジムに挑戦できないと困りますので、大人しくおつかいを頼まれることにしましょう。

さて、これから階下へ下りていくわけですが、いちいち来た道を戻っていっては時間がかかってしかたありません。
ではどうやって下りるのかというと……




これです。
ええ、もうおわかりかと思いますがまた穴です。
我々はお尻を強打することを強いられているのです。
意を決して……いざ!


1回、現在5階。


2回、現在4階。


3回、現在3階。


4回、現在2階。


5回、1階到着です!
……もう、何も言うまい…!

今回はここまで。
それでは皆さんさようなら〜…。



すみません、ポケモンじゃなくて私のお尻を診てもらっていいですか?


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