No.25-4

いやいやいや、本来の目的を忘れて熱中してしまったけど、燃え尽きて灰になった感あるけど、このアジトを徹底的に調査しなくては!


下へ続く階段を降りると、一足先についていたワタルがいました。
あいかわらず足の早いお方だ。


「だいじょうぶかい?」
いや…あの…なんというか…。
いろいろとボロボロです、精神的に。
でも大丈夫、これをバネに頑張るから…!


「きみの ポケモン
だいぶ きずついてるな
おれの くすりを わけてやるよ」

ワタルは手持ちの体力を完全回復してくれます。
ここで回復できると知らずに「先に進む前に一旦帰ってポケセンへ行こう」と地上へ戻り、体力満タンのままこのイベントを迎えて、いらない手間をかけてしまいしょんぼりとした記憶があります(´・ω・`)


「さあ わかがしらちゃん
ポケモンのため がんばろう!」

…毎回思うけど、この「若頭ちゃん」の字面のインパクトすごいな。
まあ名前つけたの自分なんだけど。


ワタルはさっさと先へ進んでしまいます。
我々もどんどん探索していきましょうか!


…って、もうさっそく敵に見つかった!


ここで、またもやロケット団員です。
そりゃアジトだから大勢いるのは当然なんだけど、数が多いと大変だなあι(´Д`υ)


「そこの とびらの パスワードを
しっているのは ボスだけさ」

バトル後、貴重な情報をゲット!
画面左上に見える大きな扉は、パスワードがないと開けられないようです。
では君、そのボスとやらはどこにいるのかね?


「ボスの いばしょ?
さあね じぶんで さがしなよ」

こ、こいつ……!
まあ親切に教えてくれるわけないよね。
しかたありません、ボスを見つけ出して洗いざらい吐いてもらいましょうか!


更に下へと続く階段発見!
……と思ったら敵にも発見されました(ノД`)


「とびらが ひらかない?」
そうなんだよ。
だから君たちのボスをこれからボコりに……あ、いやいやいやお話を伺いに行こうかなーって思っててね?


「そりゃ そうだ
ロケットだん だけが しっている
パスワードが ひつよう だからな」

む、この団員…何か秘密を知っていそうな匂いがするぞ!


さっそくボコって吐かせるぞー!


「おれ したっぱ なんでね
パスワードは おしえてもらってねえよ
ざんねん だったな」

見込み違いでした。
くっ…しかしムカつく…!
特に最後のセリフがムカつく…!(#`_ゝ´)フォォー


階段を降りた先には先回りの魔術師ワタルの姿が。


「ボスの へやに はいるには
とびらの パスワードが
2つ ひつよう らしいな」

ワタルが新しく入手した情報によると、ボスの扉のパスワードは一部のロケット団員だけに知らされているようです。しかも二つ!

地下2階にある大きな扉を開けるパスワードをボスから聞き出すために、まずは別の二つのパスワードを聞き出さなくてはいけないという。
うーん、これはやっかいだ…。


「そこのロケットだんいんが
ていねいに おしえてくれたよ」

……まさかとは思うけど、あなたまた人に向けてはかいこうせんとかぶっ放してませんよね?


「わかがしらちゃん! がんばって
ききだすと しよう!」

うん、あのね。
なんだか「がんばって片っぱしからロケット団員ボコろうぜ!」って聞こえるんだけど気のせいだよね?


しかしまたさくさくっとおいてけぼりにするワタルさんであった。
しかたない、我々も頑張って情報を集めましょうか…。


……の前に安否確認!!
大丈夫ですかー?!

「ううう……
マントの おとこ つよすぎるぜ……」

うん。喋れるなら大丈夫だね!
はかいこうせんを受けた形跡があるけど生きてるから大丈夫だね!

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