かわっていくもの(火氷)欲望共同体(青黒黄)*まぼろし(紫赤)*ほのお(火氷)あたりまえの感情(虹赤)



かわっていくもの


昔は二人で手を伸ばして、たまにお湯をかけ合いながら遊びながら入っていたのが嘘みたいだなあとぼんやり思う。



「やっぱりタイガの家の風呂でも狭いな」
「当たり前だろ!ただでさえでかい男が二人も入らねーよ」

不満そうにそうぼやきながらも、寄せた肌を押し返そうとしないあたりやっぱりタイガは優しいなあと思う。
一人で入ればタイガくらい大きな体でも寛げそうな広さの湯船。タイガの家の風呂は日本のそれにしては割と広い方だ。
でも二人で入ってしまえばそこはやっぱり窮屈で、無理に体を寄せ合いながら湯に浸かるようなかたちになる。

「でもたまにはいいだろ?久しぶりにタイガと入りたくなったんだ」

言いながら抱きつくようにタイガの首に腕を回す。無理に動いたものだから、水面がうねってちゃぷちゃぷと音をたてた。
単に首に触れられたのがくすぐったかったのかそれとも深読みしてくれたのか(俺的にはもちろん後者の方が望ましい)、タイガは湯気で火照った顔をまた少し赤くして怒ったように視線を逸らす。照れた時の癖だ。
長い付き合いなのに、未だに見せるそんな初心な反応が愛しくて、もう少し性急に触れてみる。手を伸ばしたのはタイガの太ももの付け根あたり。

「ここも、昔よりだいぶおっきくなったな」
「…タツヤはなんか下品になったな」

はっきりとそう言われるけれど別に構わない。だってそんなことを言いながらも嫌がってなどいないのは知っているし。
その証拠にタイガのたくましい腕がするりと俺の背中に回ってくる。俺の大好きな、憧れのからだ。
そのままゆっくりとお互いに顔を寄せてキスをする。いつもより唇が温かくて、あっという間にのぼせてしまいそうだ。でも、もっとこのまま触れていたい。
舌を小さく出してタイガの下唇を舐める。タイガも応えて俺の舌を食む。浴室に響くのは小さく揺れる水面の音とお互いの舌の音。我慢が効かなくなってしまいそうだ。

「ん…タイガ、このまま…」
「のぼせる…だろ、上がってからにしよーぜ」

しかし意外に彼の方は冷静らしい。
タイガの下半身もじんわり反応してきているのが見えるのに、そう答える。
もうひと押し、すれば多分彼は拒まないんだろう。俺が手段を選ばないのも知っているし、第一彼の理性だって並の高校生程度なのだ。
けれど、まあ。たまには昔みたいに過ごしてみるのも悪くない。少しくらいは。

「仕方ないな…じゃ、タイガ、背中でも流してよ」

汗でぐしゃぐしゃになるまでバスケをして、笑いながら一緒にお風呂に入った子どもの時みたいに。

「ん…じゃあ、タツヤはオレの頭洗ってくれよ」
「はいはい、可愛い弟の頼みなら」
「だから、もう弟じゃねーっての!」

照れたように怒鳴ってタイガが先に湯船を出る。ざぶりと大きく水面が揺れて、縁からお湯が溢れていった。
ああ、やっぱり大きくなったなあ。昔とは違うその背中。好きだと思う、すごく。
昔とは違うかたちを持ってしまった感情。関係。
でも今くらいは、昔みたいに洗いっこでも楽しんでやろう。

ここを出たら、どうせまた大人の時間になるのだから。






欲望共同体



黄瀬くん誕生日おめでとうなゆるゆる3P。
青黄で黒黄で青黒ですが青黒はセックスしてません。

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「…まだやってたんですかキミたち」

効き過ぎたクーラーの寒さで黒子はぼんやりと目を覚ました。
目を擦りながらその辺に脱ぎ散らした服をかき集めて羽織る。まだ少し肌寒い。
徐々に覚醒してくる意識、と同時に耳に響いてくるのは相変わらずの嬌声。気だるい体をゆっくり起こしながら、黒子は呆れたようにため息を吐いた。

「おー、起きたのかテツ」

やや乱れた呼吸を整えながら、青峰はそれに応えた。
このひんやりとした空気の中でTシャツ一枚しか身に着けていないのに、青峰はじんわりと額に汗を浮かべていた。まあそれもそうだろう。黒子はちらりと、先程から絶えず甘い声を漏らしている本人を見やった。

「あ、っ黒子っち、ぃ」

黒子に気づくとその本人、黄瀬も嬉しそうにへにゃりと笑った。青峰の膝の上で、青峰の手に腰を掴まれゆさゆさとその体を突き上げられながら。
意識が落ちる前とほとんど同じような光景。時計を確認すると、自分が寝ていた時間は1時間も無かったようだがそれにしてもこれはどうなのか。
黒子はまたも大きくため息を吐いた。

「ほんと体力バカですよねふたりとも」
「テツが体力無さすぎるんだよ」
「んっ、そ、っスよぉ…」
「ボクは普通の人間ですから」
「どういう意味だそれ」
「んなことより、もっかい、黒子っち、も…」

ふらふらと黒子の方に手を伸ばした黄瀬に気づき、青峰はくるりとその体を反転させてやる。黄瀬の顔を黒子の方に向けさせて、自身は黄瀬の太ももあたりを掴んだ。
さすがに黒子が寝てしまう前よりは緩やかなペースだけれども、未だ繋がったままのそこはぐちゅぐちゅと卑猥な音を響かせていて。のろのろと近くに寄ると汗と精液の混じったにおいが冷えた黒子の体をじわりと熱くさせた。
とは言っても既に先ほど自分も散々致した身ではあるので。

「ボクもう勃たないと思うんですが」
「オレが、おっきく…、してあげるっスよ、ぉ、っん」

先ほどせっかく穿いた下着を片手でさっさと下ろしてしまって、黄瀬は黒子の性器に舌を這わせた。
うっとりとした瞳で、甘いものを舐めるように美味しそうに何度も食んで舐めて、それからぱくりと口に咥える。
後ろから青峰に突かれながらも、器用に舌を絡め時々喉の奥から濡れた声を漏らして黒子の興奮を煽った。

「ほんと…淫乱ですよね黄瀬くん」
「んっ、ふは、ぁ、らって、すき、だから、ぁ」
「そういうのが、淫乱ってんだよ…、黄瀬、中出すぞ」
「ふあっ、んっ、んぅ…!」

黄瀬の中で青峰のものが一段と強く脈打つ。
もう何度目かも分からない射精を腹の中に受け止めて、黄瀬は恍惚の声を漏らした。どろりと吐き出された熱の感触に黄瀬もまたガクガクと体を震わせて軽い絶頂に達する。既に出し尽くしてしまっているのか吐精はせずに。
しかしそれでも口は黒子のものを離さずに、むしろ更にじゅうと強く吸って勃起を促した。

「っはー…さすがに疲れた」

ずるりと黄瀬の中から萎えた自分のものを引きぬいて青峰が大きく息を吐く。
だらしなく拡がった穴からは今しがた吐き出されたばかりのものと、それから何度も中に出された分の精液がどろりと溢れだして震える太ももを伝った。

「ふ、ぅ、くろこっち、おっきくなってきた」
「そうですね…」
「だから、こっち、ぃ」

ちゅぱ、と唾液と先走りのものを伝わせながら、黄瀬は既に勃起した黒子の性器から唇を離した。
そしてまだ絶頂の余韻の残る体をよろよろと起こすと、今度は黒子へ向けて自ら足を開く。
今まで散々かき回されてぐちゃぐちゃにされてきたあとだというのに、まだまだ足りないと言わんばかりに黄瀬のそこはひくひくと期待に震えていた。
ここまでされては仕方がないので若干熱の篭った手で黄瀬の腰を抱き寄せてやる。

「ほんと、キミって人は…」
「ぁ、ん、くろこ、っち、ぃ」

そして既に柔らかなそこに勃起したものを押し当ててやれば、ぬるりと自分から飲み込むように黒子の性器を受け入れた。
黒子がゆっくりと腰を動かすと、先ほどの青峰の精液がぐじゅぐじゅと音を立てて溢れる。その光景がいやらしくて黒子は小さく息を飲んだ。
とは言えもう二人とも貪るように動くほどの体力は残っていなかったので、ただじわりじわりと揺らすような抽送を続けるだけで。

「テツー」

しかしそこで射精後のぼんやりした感覚が切れて手持ち無沙汰になったのか、青峰が今度は黒子に手を伸ばした。
紅潮した頬をそっと掴んで、ぬるりと味わうように黒子の唇を舐めたあと、柔らかなそれをこじ開けて舌に触れる。
上と下。両方の粘膜に感じる快感に黒子はうっとりと瞳を閉じた。

「ん、青峰くん…」
「ふぁ、ずるいっス、二人だけちゅーして、オレ、にも」

黒子の動きが鈍くなって余裕ができたのか、黄瀬が二人の手を引いてねだる。
普段であればお前にはさっき散々してやっただろ、とか、ちょっとくらい待てないんですか、とかそういう言葉が飛んでくるところなのだが。なにせ今日は特別な日なのだ。
黄瀬にとっての特別な日。今日くらいは少し甘やかしてやってもいいだろう、と青峰と黒子はお互い目で会話する。

「へーへー」
「はいはい」

青峰は黄瀬の唇に舌をべろりと這わせてねっとりとしたキスを。
黒子はピアスホールあたりに軽く唇を落とすようなキスを。黄瀬のおねだりに対して返してやる。
青峰の舌がねっとりと離れた後で、黄瀬は喘ぎ声に混じりながらうっとりとした声を漏らす。

「あーもー、オレ、ほんと幸せっス…」

ふにゃんと至極幸せそうに頬を緩ませて。青峰の手に撫でられ黒子のものにゆるゆると中を擦られながら、黄瀬は何度目かの絶頂に落ちていった。





まぼろし

221QのIf話。
If赤司くんが負けてたら妄想。


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高揚しているのか、それとも落胆しているのか。よく分かんない。
ただ、胸の奥がじりじりして仕方なかった。

弱々しく横たわる彼の体を、腕だけ引っ張って強く引き寄せる。
無理に体を持ち上げられる痛みに呆けた顔をまた少し引きつらせたけれど、今の俺にとってはそんなの興奮条件のひとつでしかない。
じわじわとまた膨れ上がってくる欲望を抑える気なんてなくて、俺はそのままその細い体躯を腕の中に収めて、それからお互い既にぬるぬるになってしまっている下半身を摺り寄せた。
赤ちんの体がひくりと微かに震える。恐怖か、それとも快感か。

「ね〜、赤ちん、さあ」

虚ろな目。俺のことを見上げてはいるけど、果たしてその瞳に俺の姿は映っているのかいないのか。
けれど今はそんなことどうでもよかった。とにかく俺は、今まで見たこともないような赤ちんのその、全てを諦めたような表情にどうしようもない劣情を感じていた。
氷みたいに冷えきったしまったような心の表面と、それとは正反対に奥から沸き上がってくる焔みたいに熱い衝動。

「オレ、ちょっとだけ悲しいんだよね」

再び膨らんできた性器を赤ちんのお尻に擦り付けると、反射的に赤ちんは体を強ばらせた。
だけどもう逃れる気力も体力も無いんだろう。抵抗なんてなくて、赤ちんは息を吐いて目を伏せた。
そのどうしようもない弱々しさが、俺の心を氷水をぶっかけたみたいに一気に冷ましてしまうのだ。
ああ、赤ちんは、俺があんなに憧れてた赤ちんはこんなに脆くて弱い人間だったのか、と。
何でも知っててできないことなんてなくて強くて、そんな赤ちんは俺の幻想だったのか、と。
悲しく心が冷えてくる。
そしてそれと同時に。

「でも同じくらいすっごく興奮してるの、なんでだろ」

そのまま既に拡がってしまったそこに滾った性器をねじ込んでしまう。
赤ちんは、ひ、と掠れた声を上げてかくかくと俺の腕の中で小さく痙攣して、耐えるようにぎゅうと目を閉じた。
ああ、赤ちんは、俺があんなに憧れてた赤ちんはこんなに脆くて弱い人間で、そしてそれが酷く愛おしい。
力なく俺の腕を掴むその小さな手も、涙を浮かべ震えるその綺麗な瞳も。

「はぁ、っあ…」
「赤ちんなら分かるのかな、このよくわかんない気持ち」

いつもの赤ちんだったら答えをくれたのかな。でも今の赤ちんはそんな答えなんてくれるはずもなかった。ただ、俺の腕の中で小さく弱く喘ぐだけ。
ぐん、と大きく突き上げると喉を反らせ、そしてその拍子に涙がぼろりと零れ落ちた。
あの赤ちんが涙を零すなんて。今まで考えたことすらなかった。その彼が今俺の腕の中で何度もその雫を落とす。

その、見たこともない光景は。俺にとって酷く幻滅するもので、そして酷く扇情的なものであった。





ほのお


火神くん誕生日おめおめ。


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触れてくるのは熱と光の塊。溶かされるのは俺の体。

「タツヤ…」

焦れたような瞳も押し付けられる唇も恐る恐る伸ばしてくる手も全てが熱くて、火傷するようにじりじりと痛んで、でもそれが酷く気持ちよくて。俺は手を回してもっと、と求めた。
タイガはむずむずと困ったような照れたような顔をして、そしてまた角度を変えて俺の唇を奪う。
重ねられた唇からぴちゃりと湿った音が響く。脳がとろけそうな口づけ。
キスなら今まで何度もしてきたことだ。それこそずっと昔から。触れるだけのキスや、濃厚なキス。数えきれないくらい何度も。
でも今日、今のキスは違う。前菜のキス。欲求を高めるための、もっと奥深く求めるためのキス。

「ん、ふぅ…、んん」

ぬるりとした舌が唇の周辺をなぞる。これからその感触がそこ以外のところにも触れるのかと思うと期待で胸がじりじりした。
初の行為が相手の誕生日、だなんて、なんだかベタすぎやしないかと今更恥ずかしくなったりもするけれど。だけど。
タイガから、その相手から誘ってくるものだから断れるわけがなかった。はずがなかった。
タイガは変な所で臆病で優しいやつで、一歩踏み出すことに非常に躊躇するやつで。
だからきっと、こういう時がくるときは俺からそういう雰囲気に持って行くものだと俺はなんとなくそう思っていた。
なのにそのタイガが、たどたどしい愛の囁きと誘いの言葉を紡いで俺のことを求めてきたのだから。俺の心臓は強く脈打って驚きと歓びを全身に駆け巡らせた。
その鼓動は頷く以外の選択肢を俺に与えてなんてくれなくて。

「タイガ、熱い」
「し、っかたねーだろ」

率直な感想を述べるとタイガは再び照れたような拗ねたようなふくれっ面をして、誤魔化すようにまた唇を押し付けた。
不意にタイガの右手が俺の左手に重ねられて、汗ばんだお互いの両手がきゅうと握られる。ああ、やっぱり熱い。
暑い暑い真夏に産まれた子どもだから、こんなに眩しくて熱くて太陽のように感じるのかな。

「タツヤ…タツヤが全部、ほしい」

いつからそんなくさいセリフを囁けるようになったんだか。
そんな鼓膜を震わせる声すらも熱くて、脳から何から溶けてしまいそうだ。だけど。
むしろ、そうなってしまいたいと。そう思ってしまった。この熱に溶かされるのならば本望だと、そう。





あたりまえの感情


WJ27号のReplaceが虹赤だった記念。微妙にネタバレ。


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「情けは人のためならず、って言うじゃないですか」

誰かのために何かしたならそれは巡り巡って自分のもとへ返ってくる。
オレはあの言葉の通りに行動しているだけですよ、と赤司は小さく答えた。
あれだけたくさんの人を助けておきながら特に満足した様子もなくて、感謝の言葉にも社交辞令の笑顔しか返していないように虹村には見えて。
それが不思議で、どこか不気味で、だから、お前は何を思ってそうしてるんだ、と尋ねてみたのだ。

「まあそうは言うけどな…それでも無償で誰かのために行動するってーのは偉いことだと思うけどな」
「そもそもそれが間違いですよ、虹村さん。オレみたいに考えていない人でも、何か親切をするときは見返りの感謝を無意識に求めているものです。それを偽善と呼ぶつもりはありませんけどね」
「そういうもんかねー…」

そりゃあ親切にして感謝されたいというのは誰にでもある感情で、純粋に突き詰めていけばそれも自分のため、ということになるんだろう。
けれど赤司は、そこの感謝されたい、という感情すら抜け落ちてしまっているような気がするから、虹村は違和感を覚えたのだ。

「それに、オレは本当に無償で何も考えず人のために尽くせる人の方が異常だと思いますよ」
「なんでだよ?」
「それって、全く自分の幸せや救いが勘定に入っていないということじゃないですか」
「ふー…ん?」

だから、自分の行いは別に褒められるべきでも貶されるべきでもない、ただの一般的な人の行動と変わらない、ということを言いたいのだろうか。
赤司の理屈は分かるようで分からない。
でも、と虹村は思う。
ただの、たったこないだまで小学生だったただの少年が、こんな冷めた考えかたをするのはやっぱりどこかおかしい、と思う。
誰かを助けて感謝されて嬉しい、たったそれだけのことでいいはずなのに。そんな単純な感情だけでいいはずなのに。どうしてそんな複雑な考え方をしなくてはならないのか。
もしかしたら、単に。虹村は思って、その手を赤司の頭に乗せて、

「えらい、えらい」
「…虹村さん?」

ぐしゃぐしゃとその髪をかき回して撫でてやった。
赤司はぽかんとした顔をして(ああその顔はなんだか子どもらしくて可愛い)、そんな虹村を見上げる。
もしかしたら、褒められる、ということに慣れていないだけなのかもしれない。
いわゆる良いこと、をしてもそれを褒められる機会が無かったのだとしたら。
それは誰のためではなく自分のためなのだという風に教えられてきたのだとしたら。
それはやっぱり、とても寂しいことなのではないかと思ったのだ。

「虹村さん、オレは別に褒められるようなことは何も」
「いーんだよ、いいから黙って褒められてろ。お前にはそれが足りてねーんだよきっと」

ならば少しでも、それを与えてやりたいと思った。
人を助けたのだからもっと満足した顔をしてもいいのだと、感謝されたら素直に笑顔になってもよいのだと、少しでも伝えてやりたいと思った。
それが果たしてどれくらい伝わったのかは分からない、けれど俯いた赤司の顔は少しだけ赤くなっていて、口元には淡い笑みが浮かんでいて。

「ありがとう…ございます」

なんて照れたような口調で返したきたから、今はそれだけでもいいと思った。






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