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「でも、俺は男同士だし…」
「んなもん、法律変えてやるさ」

そんな簡単な話ではないのだが。ピオニーの自信ぶりに、何だか本当に実現してしまいそうで、ルークは笑った

「やっと笑ったな」

ちゅっ、と額に口付けをする。ルークはピオニーの頬に両手を添えた

「本当に、傍にいていいのか?もう、離れなくなるよ」
「当たり前だ。俺が離さない。お前は俺のもんだ」

近づいてくる顔を避けることなく、受け入れる。再度重なる口唇を感じながら、首に腕を回す

ピオニーの手がルークの躯をまさぐる。尖ってきた胸に指で弄りながら、同時に少し勃っている昂ぶりを刺激し始めた

「んぁ…っ、ピオニー…っ!」
「やっとお前さんを抱ける」

先端を擦られて、ルークはもう達してしまった。その白濁を今度は閉ざされた後孔に塗っていく

「敏感だな。それとも、俺の手が気持ちいいのか?」
「ひぁ…ぁっ!だめ…ぇ、ぁ…っ!」

ビクビクと躯を揺らすルークを見て、ピオニーは我慢出来ずに膨張した分身をひくついているルークの後孔に挿入する

「―――っぁ!」
「ルーク、落ち着いて深呼吸しろ」

ピオニーはルークの萎えた陰茎を弄る。すると、少し緩和された後孔に根元まで挿入した

「全部、入ったぞ…っ!」
「ふぁ…っ、これ、ピオニー…の?」

息も絶え絶えに、ルークは聞いた。締め付けたら、ピオニーのものがリアルに分かってしまう

「あぁ、繋がってるぜ。お前のナカきついな…っ」

かああ、と顔が赤らむのが自分でも分かる。そんな事を言わないでほしい

「っ!どうした?急に締め付けて。相変わらず可愛いな、お前さんは」
「俺…っ、もう二十歳ですけど…っ!?」
「実年齢は十歳だろ?」

そうですけど、と少しふくれるルーク。そんなルークにピオニーは律動を始めた

「っぁ…!ぁぁぁ…っ」
「そうなると、俺はショタになんのか?」

国王がショタって、大ニュースになりそうだな。なんて、呑気に言っている場合でもない気がするが

「バカ…っ」
「悪い、俺が悪かった。だから、んな顔するな」

泣きそうな顔だったのかもしれない。だが、そんな言葉でピオニーの名誉を傷つけたくない

「年の差なんて気にしてない。お前を満足させる自信あるからな。若いもんには負けんぞ?」

凄い自信にルークは苦笑した。なら、とルークは口を開く

「満足、させて?」
「誘った責任はとれよ、ルーク。愛してる」

少し後悔しそうになったが、ルークは頷く

「俺も、愛してる。ピオニー」

end

彼のセリフシリーズ【横暴な彼のセリフ】より

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